観葉植物 現在の閲覧者数:

胡弓・玲琴に新風を  胡弓演奏家石田音人の音楽活動を紹介します。胡弓・大胡弓・雛胡弓・クーチョー・玲琴など多彩な胡弓と弓笛の紹介やライブ・コンサート、CDの紹介など。

2011.7月以前

2011.7.31小牧市スパガーラにて胡弓・シンセ・打楽器共演

スパガーラ.jpg小牧市の温泉・保養総合施設スパガーラのメインステージで胡弓と打楽器・シンセサイザー(石原奈緒美)のコラボコンサートを行いました。多くの広い温泉とレストラン、休息ルーム、アロママッサージ施設をもつスパガーラのメインステージでの演奏は、お客様もリラックスされ、ゆったりとお聞きいただき、最後にアンコールの声もかかる盛り上がりでした。

2011.7.30名古屋市長楽寺動物霊園長楽寺動物盂蘭盆会
 石田音人胡弓演奏会・東日本大震災被災地写真展

江戸時代より動物供養の伝統のある長楽寺の動物盂蘭盆会で、胡弓の演奏会・東日本大震災の写真展を開催していただきました。長楽寺は、大震災の被災した動物供養をされておられます。長楽寺6.jpg長楽寺客殿前にて胡弓演奏と写真展を開催長楽寺8.jpg長楽寺写真展.jpg長楽寺1.jpg

2011.7.18名古屋市本山生協会館「東日本大震災被災地支援結コンサート」ご協力ありがとうございました。
 被災地演奏支援協力募金(94,000の募金が集まりました)は、被災地での支援公演事業に活用させていただきます。現在10月中旬の被災地公演にむけて準備を進めています。本山3.jpg青い空 歌・ギター加藤たかまさ、胡弓石田音人、tリコーダー井上馨

本山.jpg胡弓・被災地支援スライド報告・

本山4.jpgおこんじょうるり。朗読いのこふくよ・義太夫三味線石田音人

東日本大震災被災地演奏支援「おとつむぎネット」写真展 

   ・名古屋北区楠地区会館7月30日 まで写真パネル展示
 ・名古屋市北区上飯田南町2 8月中旬まで、喫茶伊那谷  写真集閲覧可能
   喫茶伊那谷では、東日本大震災被災地支援演奏の募金のご協力いただいております。心より感謝申しあげます。
コンサート・写真展
  8月5日焼津市焼津商店街あかり点 胡弓ミニコンサート・写真展
  8月14日pm1時より名古屋市公会堂  

 あいち・平和のための戦争展20周年特別企画(事務局代表:愛知県平和委員会)

     この企画の中で、石田音人コンサート・写真展も行われます。参加量1000円
         TEL:052-931-0070
FAX:052-933-3249
  8月25日午前10時30分 可児市広見が丘第一集会所 

東日本大震災被災地演奏支援「おとつむぎネットⅢ」報告

 ご協力ありがとうございました。

  東海豪雨を語り継ぐ会・ふれ愛名古屋・喫茶伊那谷・戸水純江様・石田美也子様・洛北青年合唱団ニ期研究生有志・喫茶ピサロ様・石田流華道会次期家元石田巳賀様・ユーカリいのっ子朗読の会・徳水博志雄勝小学校教諭・レスキュストックヤード・七ヶ浜社会福祉協議会・七ヶ浜ボランテイアセンター・宮城県立こども病院奈良医師

 演奏者・スタッフ  団長・胡弓演奏家石田音人
            朗読・演出家 いのこふくよ
            シガーソングライター 加藤たかまさ
            スタッフ・歌・三線演奏 小澤恵里
            スタッフ・歌・看板イラスト 菅沼あずみ
            写真撮影        東畑賢治

おとつむぎネット活動場所.jpg「おとつむぎネット」支援演奏、献花、追悼地域

名取市(7月9日献花・黙祷)

名取インター.jpg7月8日夜9時、名古屋市のウィル愛知を出発、9日早朝8時宮城県名取インターを出ました。インターを出るとすぐ左手に、津波で流された舟が横たわっていました。ゆりあげ4.jpg名取市は、千名を越える津波の犠牲者の地区です。名取川名取川河口に近いゆりあげ地区は、ほとんどの建物が流されました。今回の
演奏支援のプロジェクトの内容をお話し、この地区への通行許可をいただき、献花・黙祷をさせていただきました。ゆりあげ漁港付近は、多くの建物が失われ、撤去が進んでいました。漁港の建物は、コンクリートの枠がのこされているままです。
ゆりあげ5.jpgゆりあげ地区の日和山で、献花・黙祷させていただきました。献花は、名古屋の石田流華道会次期家元石田巳賀様にご提供していただきました。ありがとうございました。犠牲者を追悼する碑には「いつも一緒」としるされていました。ご冥福をお祈りいたします。ゆりあげ3.jpgゆりあげ日和山.jpgゆりあげ地区日和山.jpgゆりあげ2.jpg

7月9日(仙台市若林区荒浜地区)荒浜小体育館8.jpg荒浜小トラクター.jpg荒浜小献花.jpg荒浜小体育館4.jpg荒浜小体育館7.jpg津波によって大きな被害を受けた、仙台市。この若林区荒浜地区は校舎の二階に達する津波に襲われました。校庭には、被災地し大きく損傷したトラクターが並べられ、この地域が豊かな田園地域であったことを物語っています。荒浜小学校の片隅で、献花・黙祷をさせていただきました。

宮城県立こども病院(7月9日)

こども病院.jpgなら先生.jpg7月9日午後、宮城仙台ICの近くの宮城県立こども病院で、演奏させていただきました。旅の音楽家丸山祐一郎氏紹介していただいたこども病院の奈良医師が、今回の演奏会をコーデイネートしてくださいました。
 奈良医師は、インドの民族楽器サーランギの名手で、休日は東日本大震災被災地の避難所で演奏支援を行っておられます。私たちは、各フロアーで、演奏させていただきました。親子が、耳を澄まして、楽器の音色を聞いていました。

七ヶ浜(7月10日)

七ヶ浜火力発電所付近.jpg七ヶ浜海岸1.jpg海岸に近い町は、津波の傷跡がそのまま残っていました。七ヶ浜アルバム回収.jpg津波で流された家・自動車・家具・網などの中にアルバムをみつけました。これを拾い出し、七ヶ浜のボランテイアセンターに届けました。この作業中「ただいま津波注意報が発令しています。海岸におられる方々は至急高台へ避難してください。」という放送が流れました。宮城県沖で、マグニチュード7.1の地震でした。至急高台へ避難しました。

七ヶ浜湊浜町営住宅跡地仮設住宅集会所にて演奏七ヶ浜湊浜3.jpg
七ヶ浜湊浜5.jpg七ヶ浜湊浜4.jpg七ヶ浜国際村3.jpg七ヶ浜湊浜6.jpg

はじめはいのこふくよさんの紙芝居「はじめまして」です。熱演に、親子が瞳を輝かせていました。二番手は加藤たかまささん。そして小澤恵里さんが、「童神」を歌と
三線で披露、石田音人が胡弓で入りました。最後は「おこんじょうるり」をいのこさんと音人で演じました。

七ヶ浜国際村第二駐車場仮設住宅集会所
七ヶ浜国際村1.jpg七ヶ浜国際村2.jpg

菅沼あずみさんは、加藤たかまささんと会場と一緒になって「アイアイ」を歌いました。

七ヶ浜ボランテイアきずな館前芝生広場
七ヶ浜レスキュースタッフ.jpg七ヶ浜広場4.jpg七ヶ浜広場2.jpg七ヶ浜広場3.jpg七ヶ浜広場.jpg

この日、宮城県は35度を越える猛暑と夕立と地震に見舞われましたが、七ヶ浜ボランテイアきずな館前の芝生広場での野外ステージ開始時は、晴天となり、最高の野外ライブ
となりました。

7月11日石巻市

石巻市日和山.jpg石巻市日和山1.jpg
7月11日早朝、石巻市日和山公園にて。多大な被害を受けた石巻市の港と市街地を望みます。
石巻市2.jpg石巻市3.jpg石巻市4.jpg石巻市5.jpg旧北上川沿いには、流された舟が残っていました。
門脇小1.jpg門脇小2.jpg日和山麓の門脇小学校で、七夕飾りを添えて、ご冥福をお祈りしました。

北上大橋の一部.jpg河北地区から北上川を河口に向かって走ります。石巻市立橋浦小学校は、大川小学校の対岸の山の麓にあります。北上大橋の巨大な鉄橋が津波でもぎ取られ折れ曲がり、川岸に打ち上げられていました。

学校公演・・優しく暖かい先生方に囲まれて、辛く悲しいできごとを体験したこどもたちは、明日に向かって元気に歩んでいました。力いっぱい手拍子して、歌ってくれてありがとう。橋浦小5.jpg橋浦小4.jpg橋浦小学校・相川小学校・吉浜小学校

相川小学校・吉浜小学校は、北上川の河口の海岸付近の学校です。3月11日、津波は校舎の三階まで襲い、町のすべてを呑み込んでしまいました。雄勝小学校は、港からの津波が21メートルにも達して、校舎の屋上の遥か上まで呑み込んで行きました。全児童が,避難した直後のことでした。

雄勝小学校

雄勝小7.jpg雄勝小6.jpg雄勝小と観光バス.jpg7月11日の雄勝小学校は、津波直後のままでした。

二俣小学校

二俣小学校5.jpg二俣小3.jpg大川小学校児童をはじめ近郊から、避難してきた児童もみんなと学んでいます。「ビリーブ」「トトロのさんぽ」力いっぱい歌いました。

石田音人胡弓教室「胡弓つむぎの会」会員三谷雅城様

 とよはし音楽祭グランプリ受賞おめでとう

image005.jpg長年、大胡弓と胡弓を学んできた三谷雅城様が本年度、とよはし音楽祭に胡弓のオリジナル曲で参加、見事グランプリを受賞しました。本当におめでとう!!記事下から二番目の欄の中央で胡弓を演奏している写真が、三谷様です。三谷様.jpg

2011.6.25(土)PM3:00「東日本大震災支援ほんのりミニミニコンサートin古川美術館

直前の設定20110624071054.bmp

2011.7.9~7.11「おとつむぎネット」Ⅲ宮城公演プログラム

7.9.11宮城コンサート.bmp

2011.7.18.東日本大震災被災地支援・報告「結コンサート」

紬コンサート7.18.bmp

「おとつむぎネット」プロジェクトⅢ7月8日〜12日

直前の設定20110608085218.bmp

image001.jpgimage002.jpgimage003.jpg

「おとつむぎネット」プロジェクトⅡ
5月15日石巻市雄勝地区・16日宮城郡七ヶ浜地区演奏支援プロジェクト報告

石巻市雄勝地区、宮城郡七ヶ地区演奏支援プロジェクト(おとつむぎネット
)
image004.jpg

5月14日名古屋市西区上小田井駅集合。左から、井上馨様(ジャンべ・リコーダー演奏、NPOひょうたんカフェ【障がい者支援】)丹羽達也(福祉支援スタッフ・NPOなっとわあく春日井【障がい児童デイサービス】)、こやまきよし様(チャランゴ演奏・カメラマン【旅の托鉢者】)、石田音人(プロジェクト団長・胡弓演奏家・「おとつむぎネット」副代表」),鈴木由夫様(プロジェクト統括・福祉支援スタッフ代表NPOふれ愛名古屋代表【重度障がい時デイサービス】・「おとつむぎネット」代表)、花井知之様(カメラマン・StudioGuild)以上のメンバーです。(写真撮影花井知之)

image005.jpg石巻市雄勝地区の慰問演奏をコーデイネートして下さった徳水博志雄様(雄勝小学校教師)心の支援を」
石田音人の28年前の京都洛北青年合唱団2期研究生の友人です。今回の大震災での大きな被災をされ、大変な日々の中で、「現地は、今、心の支援が必要な時。もし、演奏支援こられるなら、僕が避難所の担当の方と話をするよ。」と今回の演奏プロジェクトために全面的なご協力をいただきました。心より感謝申し上げます。
(写真撮影 花井知之)

image007.jpg宮城郡七ヶ浜では、東海豪雨の被災地支援以後、新潟中越沖地震被災地、兵庫県佐用町水害被災地、岡崎豪雨被災地支援など、多くの協力関係にあったレスキューストックヤードが現地の「ボランテイアきずな館」の管理運営を委託され、七ヶ浜地区の被災支援の尽力されておりました。写真左より浦野レスキューストックヤード理事様、と演奏のコーデイネートをしてくださいました石井様です。浦野様は「被災地では、みな気丈に振舞っていますが。心の支援はとても大事です。」と石井様ともども今回の演奏支援にご協力いただきました。ありがとうございました。

image008.jpg5月15日 夜が明ける頃、仙台市に入り、5::30 石巻河北ICをでました。コンビにで、朝食・お茶を調達、、北上川の堤防を、下ります。やがて、岸辺には巨木が根こそぎ流され、小船が打ち上げられた光景が広がり、堤防を越えた津波が家々を破壊した痕跡が広がり、北上川の真ん中にに鉄製の巨大な橋の残骸がありました。河口から5キロの場所に北上大橋があります。大きな橋の、強靭な鉄の橋がもぎ取られていました。ここで、右折して釜谷トンネルを抜けると雄勝地区、交差点すぐ先には。大川小学校があります。image009.jpg

image010.jpgimage011.jpgimage012.jpgimage014.jpgimage015.jpg大川小学校では、73名の児童と10名の先生の尊い命が犠牲になりました。美しい校舎と多くの命を津波が呑み込みました。子どもへの愛する思いが、こいのぼりや添えてあるミッキーのぬいぐるみに溢れています。ご冥福を祈り黙祷と献花をさせていただきました。
 写真撮影こやまきよし
写真撮影 花井知之

image017.jpgimage019.jpgimage020.jpg北上川を遡った津波は、釜谷峠の入り口まで自動車や建物を呑み込んで到達していました。やがて釜谷トンネルと抜けて峠を下ると、雄勝港からの津波が雄勝地区の高台まで達した痕跡がありました。徳水先生が「(標高)40メートルまで駆け上った。」と言っておりました。雄勝の町は壊滅でした。

image022.jpg雄勝小学校の校舎屋上を津波が越えました。被災当時の雄勝小学校の避難状況を徳水先生からうかがいました。大きな揺れの直後、大津波警報。雄勝小学校の先生方は、20メートルの津波が到達するまで15分の間に、学校裏の山に全員を避難誘導させました。直後、バリバリというものすごい響きとうねった波が、土煙をあげて家々を呑み込んでいったそうです。この世のものと思えない光景を後ろに見て、すさまじい音が響く中、児童を必死に誘導したそうです。


image023.jpg山を登り、山中の旧焼却場跡地に子どもたちと雄勝の住民が避難されたそうです。
 未明から、雪。冷えた子どもたちを暖めるために、外で焚き火をしました。写真は雄勝小学校児童と先生が避難した裏山への経路です。焼却場跡地内の水を、皆で分け合いながら、数日しのぎましたが、水も底をつきました。地域の事情を良く知っておられる住民が沢の水を汲んできて、力をあわせて、寒さと渇きをしのいだそうです。

image024.jpgimage026.jpgimage027.jpg雄勝小学校の隣に、国の無形文化財「雄勝法印神楽」奉納神社の一つ新山神社があります。高台の上にの神社が跡形もなく津波に呑み込まれていました。

付近には奉納御輿と太鼓がありました。(雄勝法印神楽の被災支援基金に今回のプロジェクトから募金をさせていただきました。)

image028.jpgimage030.jpgimage032.jpg雄勝病院は、鉄筋コンクリートの3階建ての立派な建物で、雄勝の町の医療の拠点でした。津波で、40名の患者(出入り業者含む)全員と看護婦・医師の9割に当たる22名が犠牲になりました。津波が襲ったとき、3階に避難しましたが、それを越える高さの津波が襲い、患者を屋上に避難させようとしました。しかし、津波は3階の病院の屋上を越えて、病院をすべて呑み込んでいきました。「津波は、屋上まで呑み込み、海側から雄勝病院を見ていた方が、病院から(引き波が)滝のように落ちてきた、と話されたそうです。」(徳水先生談) 海の崩れた防波堤の目前に、雄勝病院あります。雄勝支所から250メートルほどの場所です。3階の窓も破れています。すぐ裏は山を切り開いきコンクリートで固めて合ったように見えました。病院の駐車場には、地震当日に勤務された職員・訪れた患者の皆様の自動車が泥をかぶったままの状態で置かれていました。
病院入り口で献花とご冥福を祈り、黙祷と水仙の移植をさせていただきました。

image034.jpgimage035.jpg8:30 雄勝支所 徳水先生と合流。
 雄勝支所は災害本部が置かれていました。被災当日、津波は支所の3回屋上を超え、一部4階の上に達し、その上の鉄塔に登って助かった職員がおられたそうです。東海豪雨被災地からの寄せ書きと、東日本大震災被災地支援チャリテイコンサートin西枇実行委員会から雄勝の学校関係のへの義援金5万円をお渡ししました。この日の、慰問・支援演奏は徳水先生の事前からのコーデイネートのおかげです。ポスターも雄勝災害対策本部の窓に掲示されておりました。

image037.jpg10:00~11:00 名振コミュニテイセンター慰問演奏。名振地区は小さな漁港です。漁船は、路上に打ち上げられたままで、瓦礫は、自動車一台分だけ除去され、重機はまだ入っていないようでした。震災当日、協力して高台の保育園へ、さらに高台の名振コミュニテイセンターへ避難され、全員無事だったのことです。しかし、雄勝病院で、治療中の名振地区の方や、港の船の中におられた方が犠牲になられたそうです。image036.jpg
前日に電気が復旧したそうです。胡弓のソロで涙そうそう、津軽三味線で地元の民謡「斎太郎節」などを演奏し、後半で、「故郷」「見上げてごらん夜の星を」を一緒に合掌しながら胡弓を演奏しました。多くの方々が泣いておられます。傍らで、徳水夫妻も聞いておられました。「お昼をご一緒に」と名振の避難所の方が声をかけて下さいました。徳水利枝様が、手作りのおにぎりといなり寿司、郷土料理のみそのシソ巻きでもてなしてくださいました。プロジェクトメンバーへのあたたかいおもてなし、ありがとうございました。

image038.jpgimage039.jpg午後は雄勝の半島の先端の丘にある大須小学校避難所での慰問演奏です。途中の高台で、美しい海と半島を一望できる場所にご案内いただきました。雄勝の港は、養殖のホタテ・牡蠣のいかだや網で覆われています。image040.jpg津波は、それらをすべて奪い、静かな波頭とぽつんと浮かぶ家の屋根がありました。がけ下にも家の屋根が浮かんでいました。

image041.jpg13:00~14:00大須小学校慰問演奏。その後、この日の最後の慰問演奏場所、河北総合センター(ビッグバン)に移動しました。雄勝地区から15キロ、大川小学校から10キロほどの距離です。雄勝地区・大川小学校地区・河北地区など広い地域から多くの方々が避難生活をされておられます。 「徳水先生!」避難所の子どもたちが、うれしそうに声をかけ、取り囲みます。ここでも、徳水先生は慕われておられます。
「 明るく優しくいこう!」と心に決め、「長い間、本当にお疲れ様でした。お疲れの体と心を、ゆっくりお休み下さい。ほんのささやかな心の癒しにしていただけること願って演奏させていただきます」演奏スタートです。

image043.jpg20:00~松島町でキャンプ(写真撮影 花井知之)


image044.jpg16日 10:00  仙台市鶴が丘の障がい者支援施設「コスモスクラブ」へ、NPOふれ愛名古屋が、よびかけて集められた絵本などの物資を手渡しました。(写真撮影 花井知之)、コスモスクラブの皆様は、私たちをあたたかく迎えてくださいました。ありがとうございました。

image045.jpgimage046.jpg12:00 宮城郡七ヶ浜ボランテイアきずな館到着。七ヶ浜のボランテイアセンターの拠点として3週間ほど前に設立され、管理運営をレスキューストックヤードが委託され、運営しております。 名古屋から「足湯」「浜の清掃」などにお見えになっているボランテイアの皆様と一緒に昼食をいただきました。仮設住宅が急ピッチで建設されています。

image048.jpgimage050.jpgimage052.jpgimage053.jpgimage055.jpg七ヶ浜町の海岸地帯は、津波によって大きな被害を受けており、地震の揺れによる建物の被害もありました。
レスキューストックヤードの石井様が、七ヶ浜の演奏支援コーデイネートをして下さいました。七ヶ浜中央公民館・国際村の両施設では、200名の方々が生活されておられます。広いロビーでの演奏でしたが、50~60名の方々が聞きにお出でになりました。目頭を熱くされ、涙を拭いながらの故郷合唱で締めくくりました。image056.jpg
(写真撮影こやまきよし)
image057.jpgimage060.jpgリコーダー井上馨,チャランゴ弾き語りこやまきよし 写真撮影 花井知之)午後2時から3時七ヶ浜中央公民館での演奏。image059.jpg午後5時30分から6時 国際村での演奏。16日午後6時30分、今回の演奏支援プロジェクトをすべて終了し、すぐ名古屋へと向かいました。17日午前5時30分予定と通り、名古屋に到着しました。

雄勝地区の徳水博志様・利枝様、七ヶ浜地区の石井様・浦野様(レスキューストックヤード)、現地でのコーデイネートなど多大なご協力ありがとうございました。
 東日本大震災被災地支援チャリテイコンサートin西枇実行委員会、東海豪雨を語り継ぐ会、NPOふれ愛名古屋、東日本大震災被災地支援チャリテイコンサートinYAMADA実行委員会有志、洛北青年合唱団2期研究生有志、佐藤産業、名古屋能楽堂スタッフ有志の皆様、ご協力ありがとうございました。

5月14日石巻市雄勝地区・宮城郡七ヶ浜地区演奏支援に出発します。(石巻雄勝地区・宮城郡七ヶ浜地区支援演奏プロジェクト)
団長・ 石田音人(胡弓・三味線演奏家)  統括責任者 鈴木由夫(NPOふれ愛名古屋理事長) 打楽器・リコーダー演奏 井上馨(NPOひょうたんカフェ)  カメラマン・チャランゴ演奏 こやまきよし(旅の托鉢人) カメラマン 花井知之(studio guild) 福祉関係スタッフ丹羽達也(NPOなっとわあく春日井)様 

このプロジェクトは、「東日本大震災被災地支援チャリテイコンサートin西枇」、NPOふれ愛名古屋、音人ボーダレスサウンドクリエイト、洛北青年合唱団二期研究生有志、東海豪雨を語り継ぐ会、名古屋能楽堂スタッフ有志、佐藤産業、喫茶「伊那谷」、「東日本大震災被災地支援チャリテイコンサートinYamada」実行委員会有志、戸水澄江様、山田則子様の協賛をいただいております。

2011.4.23.東日本大震災被災地支援チャリテイ演奏会in西枇 ご参加・ご協力ありがとうございました。image061.jpg

image062.jpgimage064.jpg寄せ書き・写真パネル・募金箱
11年前の9月11日・12日の東海豪雨で大きな被害を受け、長年復興の努力を重ねてこられた地元の皆様が、今回の東日本大震災被災地の皆様へ、復興への願いを心を込めて、寄せ書きに綴られました。当時、全国からボランテイア支援駆けつけてくださった多くの方々への感謝の気持ちを込めて、東日本大震災支援に取り組んでいます。

出演者の皆様

image065.jpg野のゆりコーラス様
image067.jpg独唱 高岡美千代様
image068.jpgハーモニカ独奏 小平隆雄様 
image070.jpgギター 歌 長谷川パンダ様
image071.jpgスライドで被災地での献花・ご焼香・追悼演奏紹介 石田音人
image073.jpgクールデメールの皆様と「水仙」「故郷」合唱

image075.jpg2011.4.17.東日本大震災被災地支援チャリテイ演奏会in YAMADAご参加・ご協力ありがとうございました。

image076.jpg2000年9月12日、前日からの豪雨により、この地域の新川堤防が決壊し、多くの家屋が浸水、復興の長い道のりに努められてきました。その被災地区である山田学区の各自治会、山田支所、女性会を始め、多くの皆様に、今回の支援チャリテイコンサートのご協力をいただきました。

image077.jpg東日本大震災被災地の復興を願い会場とともに「故郷」を合唱しました。
image079.jpg準備される実行委員会の皆様
image081.jpg独唱 森裕裕加里 様 
image082.jpgピアノ連弾 fleuri 伊東・山本様
image083.jpg星太鼓
image084.jpg平田子供太鼓
image085.jpg民謡 津田洋子様
image087.jpgフラダンス 近藤しげ美様
image089.jpg木村勇介(GANA)様と有志
image090.jpg中小田井火消し太鼓
image091.jpg石田音人&伊藤卓哉

2011.4.10.東日本大震災被災者支援アーテイストチェーンに出演、4/6・7の被災地石巻の写真パネルも街頭展示させていただきました。招き猫大須-0112.jpg

2011.4.10.PM1:00東日本大震災被災者支援のためのチャリティーイベント《アーティストチェーン in 大須 vol.1》出演者として、スタッフとして、観客として、皆様の参加をお待ちしています。

時:2011年4月10日(日)PM1~5
場所:大須まねき猫(ふれあい広場)

出演者、出演グループ(おおよその出演順)
山口晃司(津軽三味線)
西川千雅(日本舞踊)+和太鼓チームのパレード
沖牟田安(和太鼓)
こかチちかこ(ダンスパフォーマンス)+大橋淑恵(ヴァイオリン)+藤田桂子
(歌)+棚機津女(美術)
クロノズ(ダンスパフォーマンス)
石田音人(胡弓)
榊原洋子(ジャズボーカル)
たなかつとむ(民俗楽団チャンチキ)
石井廣隆(カット)+小木曽浩美(メイク)
西川千雅+ALL

「おとつむぎネット」被災地支援演奏プロジェクトⅠ2011.4/6.7仙台・石巻よりDSCN2505.JPG石巻市旧北上川中瀬4/6.7仙台・石巻より

石巻市はお亡くなりになった方・行方不明者五千人を超える大きな被害を受けた町です。DSCN0641.JPG

 日和山の石巻総合体育館では、昨日24名の亡くなられた方が安置されておられました。しばらく前は、300名の方々が安置されておりました。

 東海豪雨・伊勢湾台風の被災地の一人として献花とご焼香をさせていただきました。静かな体育館に残された24名の棺に、深い悲しみの涙がとまりませんでした。

 総合体育館前の敷地に、お亡くなりになった150名を超える方々が、仮埋葬されております。

 悲しみの中、追悼の胡弓演奏をさせていただきました。DSCN0005-1.JPG

 お母様が亡くなられたご遺族の男性が、「・・番の前で、演奏してあげてください。」といわれ、お母様のご冥福を願い「故郷」を演奏させていただきました。

 「心に染みました」とお礼を言われた方は、「埋葬は2年間といわれるけど、早く火葬にしてあげたい、二年後には、この町で暮しているかわからないから。・・」と話されました。

 総合体育館の職員の方のはからいで、仮埋葬の近隣に東海豪雨で住民を励ました水仙の花と球根を6株植えさせていただきました。

DSCN2334.JPG

 その日和山(高さは50メートルほど)の丘陵8日和ヶ丘)の向こうが、南に600メートル、東西は数キロに続く町並みのすべてが流され石油で燃え尽きた一帯です。

 門脇小学校は、日和が丘のすぐ麓です。校舎の3階の天井までが、焼け落ち、運動場は鉄鋼つとスクラップとなってうずたかく積まれた車、重機が入って道を作った後には、ガラス・陶器・金属の破片が散らばり、金属のこげた臭いが漂っていました。

 正門付近の、瓦礫にたたずむ母娘がおられ「兄がここに住んでいて、いまだに行方がわかりません。いくつか避難所を回ったのですが・・・・無事でいてくれるといいのですが・・・」と兄の家の敷地で、思い出の品々や手がかりを探されておられました。

 「がんばってください。・・」としか声をかけれませんでした。

 体育館の職員の方「友人・知人が亡くなりました。この町では、誰もが、そうです。・・」と話されました。

 バスで一緒になった石巻の中央三付近の歯科医の方は、震災直後、患者の方とスタッフを至急帰した直後、津波が二階間際まで襲い、スタッフの3人の命が奪われました。・・・・今、たまっていた疲れがピークです・・」と話されました。

 町は、ボランテイアを含めて復旧に努めています。

 真っ黒なヘドロを掻き出し、重機で道を広げています。

以下、石巻ボランテイアセンターの情報を引用させていただきます。

「 全国のボランテイアの受付も始まりました。仙台駅では、4月11日まで、下記のように、直行バスで、石巻までボランテイア支援に出発しています。


石巻市災害ボランティアセンターではガソリン供給不足を考慮し、当面の間、仙台駅東口~石巻専修大学間の無料シャトルバスを運行します。
 ご協力いただける方は、日帰りボランティアとして指定乗車場所に集合してください。東北福祉大学ボランティアセンターの協力により先着80名に整理券を配布し乗車人員を整理させていただきます。
①期間 3月29日(火)~ 1週間程度
②乗車場所 仙台駅東口(TBCハウジングステーション前)
③運行 仙台午前7時45分発→石巻午前9時15分着 石巻午後6時発→仙台午後7時30分着
④活動 主に家屋の清掃、ドロ出し、避難所支援など
⑤準備物 長靴、カッパ、ゴム手袋、昼食、飲み物など(スコップ、バケツ、一輪車などの資材はこちらで準備します)
問合せ電話 0225-23-6011(6012・6014・6015)」引用終わり

 4月7日朝、石巻ボランテイア支援部隊に寄せ書きを手渡すことができました。
 名古屋より、応援をよろしくお願いいたします。後日写真をアップロードします。

「おとつむぎネット」東日本大震災被災地支援プロジェクトⅠ
2011.4.5本日夜行バスで東北関東大震災被災地へ出発します。4月6日石巻で、献花とご冥福を祈り胡弓を奏でます。

 支援演奏のボランテイア基金・寸志などのご協力ありがとうございます。
  ご協力者名  災害につよいまちづくりを進める会 滝川裕康様
           西枇杷島町 喫茶 花野庵      真野  様
           山田圭祐様  名古屋市西区山田学区自治会様
           3.21名古屋能楽堂胡弓新境地コンサートにてCDをお買いいただい皆様

2011.4.10.PM1:00~(予定)大須商店街にて、被災地支援演奏会が愛知県芸術協会の若手グループ「てな」の呼びかけで開催されます。胡弓演奏で、参加いたします。

2011.4.17.東海豪雨被災地区の名古屋市西区山田学区の山田地区会館にて、PM5:30~(予定)より東日本大震災支援チャリテイコンサートin Yamadaが開催されます。

2011.3.27中日新聞より2011.3.17東北関東大震災支援1.jpg

2011,3,26チラシ.jpg2011.3.26pm7:00東日本大震災被災地支援・募金コンサートで胡弓演奏しました

DSCN0590.JPG会場設営される藤掛進午様3011.3.26写真.jpg3.26清須市坂町公民館での東日本大震災被災地支援演奏DSCN0586.JPG被災地写真記事のパネル

場所 清須市新川町旧坂巻公民館 問合せ 藤掛0524006656

 11年前の東海豪雨被災地からの東北関東大震災支援の集いです。

胡弓新境地コーナーを作りました。胡弓新境地

DSCN0573.JPG2011.3.21.名古屋能楽堂(撮影こやまきよし)2011.3.21.名古屋能楽堂を埋め尽くした満席のお客様に囲まれ、感動的な胡弓新境地コンサートを無事終えることができました。東北関東大震災の義援金のご協力ありがとうございました。(胡弓新境地)

DSCN0581.JPGロビーでは、東北関東大震災への義援金の募金が行われ多くのご協力をいただきました。東北関東大震災被災地への義援金のご協力ありがとうござました。



DSCN0488.JPG胡弓の立奏で、募金を呼びかける2011.3.17.名古屋栄三越南で、東北関東大震災ボランテイア活動募金に胡弓で参加DSCN0491.JPG北風の中、胡弓を演奏しながら、募金の呼びかけをしました。

3月21日「胡弓新境地コンサート」および3月19日の朗読劇「おこんじょうるり」のリハーサルに連日取り組む中、東北関東大震災被災地にボランテイアを派遣しているレスキューストックヤードの呼びかけに胡弓で参加しました。募金にご協力いただいた皆様に心よりお礼申し上げます。




  • 3月13日、14日「福島原発の放射能から人々が守られるように」というギター・民族楽器奏者丸山祐一郎の呼びかけに応えて、祈りの演奏を捧げささげました。

0.jpg丸山祐一郎さんとこやまはるこさん

2011.3.14PM8:00、先日の長野震源地に住んでおられる知人の音楽家丸山祐一郎氏から、緊急の呼びかけが電話で届きました。
 現在、福島原発が必死で、持ちこたええいる原子炉。多くの人々の、更なる悲劇を絶対に起こさないために、原子炉の守るために祈りを演奏を!
 届いた、メセージに、昨晩応えようと、胡弓教室終了後、すぐPM8時20分頃まで、「祈り」の演奏を行い、福島原発の原子炉の火が沈静し、原子炉が守られるように、人々が守られるように、と祈りの演奏を続けました。
 本日も、ぜひ、皆様のご協力をお願いいたします。

2011.3.15.東海豪雨被災地から、支援の集い・演奏を

3.12東海豪雨写真展示.jpg東海豪雨の写真パネルを見る参加し阿3.12胡弓演奏.jpg東海豪雨被災地を励ました水仙・・・・風に光る花」を参加者と合唱・2011.3.13東海豪雨を胡弓で語り継ぐ会が名古屋市西区生涯学習センターで開催、東海豪雨の様子や災害被災時の教訓、今回の東日本大震災へのお見舞いと支援の呼びかけをしました。3.12スライド説明.jpgスライドで、当時の様子を伝えました。3.12胡弓演奏2.jpg今回の東日本大震災への追悼・支援の胡弓演奏

2011.3.27日新川坂巻公民館で、東北太平洋沖大震災支援の集い・胡弓演奏開催検討・・・東海豪雨被災地清須市新川町在住の藤掛さまが呼びかけ、企画を進めています。

2011.3.13.東北大震災によって多大の被災を受けられた皆様に、心よりお見舞い申しあげます。

2011.2011.3.7.胡弓の弓の製作クーチョー弓合体加工やすり1.jpgクーチョーの弓の曲がりの部分に追加加工をほどこしているところ

 3.21名古屋能楽堂「胡弓新境地コンサート」の演目「阿古屋琴責め」の演奏に取り組んでいます。いままで地唄用に製作・使用した弓では、「阿古屋・・」の途中の、胡弓の曲弾きの部分の切れ味に、やや不満がのこりました。
 そこで、今回「阿古屋・・」用に、(先日新たにページを追加したように・・追加ページ・・)弓を一から製作しました。その過程で、かなり追い込んで仕上げ、実験を繰り返し、日本の伝統楽器胡弓の弓の可能性を再認識することになりました。

 ①弓の曲がりの部分(弓の首と仮に呼びます)を、フォルテシモでの演奏で持ちこたえうるギリギリまで、細くすること。しなりの8割から9割を、この部分で受けとめることになります。(作業中、電動やすりをかけるために、一つの弓に強く毛を握り圧力をかけたところひびが、入ってしましました。)首の部分の細さは、先端を押して確かめ、実際に弾いて確認します。経験的な要素が多く、実際には、何度か繰り返し、追い込んでいきます。
 このようにして、弓の首をぎりぎりまで追い込んだ弓は、切れ味・息をゆっくりかけるようなやわらかさの両面を持ち合わせることができます。もちろん、2枚の竹を張り合わせ重心をしっかりと調整することが前提です。クーチョー弓、合体1.jpg二枚の竹を合体

チャルダッシュ演奏

首をぎりぎりまで細く追い込んだ弓の実演
②この映像では、伯育男氏製作のおわら胡弓の弓を使用しての演奏ですが、上述した①の方向で仕上げた地唄ようの弓や阿古屋用に製作した弓、昨日調整した弓笛でも、同じような、切れ味が備わりました。また、このような首の細さだけでなく、握りの太い部分から、この首に向かう弓のラインも、首にむかって徐々に細くしていく必要があります。調整がされていない弓では、弓が太すぎて、速引きの時に、弓本体の固有の振動が生まれ、弦に対して、反発する振動が生じ、弓のコントロールが難しくなります。
③弓・毛の長さも関係します。おわらの弓のように、短いほうが、弓のどの場所を使用しても固有の振動によるコントロールの不具合は生じにくいです。地唄用の弓など、長くなるにしたがって、①②のように調整しても、弓のある曲線の付近で、多少の不具合は出ましたが、全体は、充分、切れ味・やわらかさの双方を持ち合わせることができました。
おわら弓との比較1.jpg下の弓は弓笛の先端を、ぎりぎりまで追い込んだもの、上の弓はおわらの弓
 伯育男様をはじめおわらの胡弓の伝統を作られた方々は、弓一つにおいても、見事な
工芸伝統を完成させてこられたのです。
 他方では、高度に仕上げられた弓を手に入れることは困難かもしれません。通常、手に入る弓は、先端が一枚の竹でできており、重心の調整や首の部分の仕上げなどが行われていないことが多いようです。
 調整された弓は、握って持ち上げる力はほとんどいらず、そのまま引力にまかせてすべり落ちるように、弓の毛の部分が弦に触れて美しい音が響きます。握らず演奏1.jpg弓を握らなくても、滑り落ちるように毛が弦に触れてよい音色がうまれます。
それに対し、調整されていない弓では、手首に力を入れ持ち上げるので、手首・腕・肩に余分な力が入り、力を抜いて美しい響きを作るのにかなり困難が生じます。(参考前述した「オリジナル弓の製作ページ」)


澤田孝子様所有弓.jpg澤田孝子氏・横井みつゑ氏使用の弓名古屋胡弓の名手の方々の弓は、拝見することしかできませんでしたが、かなり追い込んであるので、切れ味・美しいトレモロ・柔らかさの表現ができるような作りです。 
 きっと、胡弓の名手の方々の弓は、それぞれ、かなり工夫て追い込んで仕上げてあるのでしょう。


2011.2.24.フランスアニメ映画監督ジェロームさんと音楽コンポーザーのミッチェルさんが、STUDIO NEHITOにレコーデイングに見えました。録音5.jpg左が音楽コンポーザーのミッチェルさん、右がアニメ映画監督のジェロームさん録音2.jpg次回の短編アニメの音楽に使用する胡弓のレコーデイングのため、STUDIO NEHITOにやってきました。

今年の2月上旬、ジェロームさんから、次回の短編アニメーション製作に胡弓で参加して欲しいというメールをいただきました。
ジェロームさんの作品は次のホームページで見ることができます。(ジェローム作品紹介1)(ジェローム作品2)今回、石田音人が参加する作品と同じ雰囲気のアニメーションが見れます。(ジェローム作品3)
胡弓で参加するジェロームさんの次回の作品のテーマは「森の中でおこる不賑やかで思議な、神秘的な春の式典です。このホームぺージでは、スケッチも見ていただけます: (ジェローム作品スケッチ)このプロジェクトでは音楽が大変重要になりますので、フランスから、コンポーザーのMichel Korb氏(コルブ・ミチェル  (ミッチェル氏紹介) )が来日いたします」
ということで、2月24日にジェロームさんとミッチェルさんがお出でになり、STUDIO NEHITOで、胡弓のレコーデイングが行われました。

録音4.jpgミッチェル氏がイメージを身振りで教えてくれます。録音3.jpg録音した胡弓の音を確認、ジェロームさんは、演奏の様子を撮影し、アニメーションの参考にされます。

録音1.jpg森の音楽会のフィナーレの音楽では、ミッチェル氏もいっそう熱が入ります。ジェローム中小田井.jpgレコーデイングが順調に終わり、中小田井駅での記念撮影です。

2011.2.5.パワーアート個展コンサート幻想の夕べ(名古屋緑文化小劇場)兼美アートコラボ弓笛.jpg

リハーサル写真。バックにはアーテスト兼美氏の絵画が映し出され、幻想的な雰囲気の中での演奏でした。

兼美アートコラボ玲琴・水琴窟.jpg2011.2.5左下に写っているのは演奏用の水琴窟です、この音色に合わせて玲琴を奏でています。兼美アートコラボ小胡弓.jpg2011.2.5.小胡弓で、おわら風の盆によせて、古典の千鳥を演奏しました。

2011.1.20.いのこ福代(前劇団うりんこ劇団)さんの朗読と共演(名古屋市立香流中学校にて)かなれ小公演おこんじょうるり.jpgリハーサルではスーホの白い馬用のモンゴル衣装で、義太夫三味線を奏でています。

今回は、「おこんじょうるり」の音楽を義太夫三味線の音色などで、「スーホの白い馬」馬頭琴の音色で共演させていただきました。
毎回、いのこ様の熱演に感動しておりますが、今回「おこんじょうるり」では、おとなから子供まで魅了されるいのこ様の世界をたっぷり見せていただきました。また、義太夫三味線の深い音色が、日本の物語に、見事にかみ合うことを実感しました。

2011.1.10.新成人の皆様、成人おめでとうございます。

名古屋市北区楠学区での成人祝う会での演奏をさせていただきました。成人式YOKOと.jpg胡弓演奏家石田音人とゲストのシンガーソングライターのYOKO

2010.11.23豊橋マリオットアソシアホテルでのセレモニー演奏セレモニー演奏胡弓.jpg


2011.3.2.胡弓のオリジナル弓を製作しました胡弓のオリジナル弓の製作弓完成全体1.jpg

2010.12.10胡弓(小胡弓)とおわら胡弓の弓によるサイマの動画をアップロードしました。

2011.3.21名古屋能楽堂のチラシ完成

ちらし表2校_メール用).jpgundefined

11.30玲琴製作初期(2004年以前)の製作ギャラリーを作りました。胴体の材料となる桐材店もご覧ください。秦桐材店.jpg玲琴製作初期と桐材店

11.17石田音人製作玲琴No7が完成しました。全体2.jpg

石田音人製作玲琴No7ギャラリー

11.17胡弓の立奏のページを作製しました。胡弓の立奏
立奏具と大胡弓.jpg大胡弓の立奏立奏カーブ胡弓.jpg胡弓の立奏

立奏と玲琴.jpg玲琴の立奏立奏とクーチョー.jpgクーチョーの立奏

11.13.ドレミファ先生こと加藤たかまさ邸のホームコンサートの出演です。

2010.11.13加藤隆正.jpg左がドレミファ先生こと加藤たかまさ先生、右がパーカッション・リコーダーの井上馨さん30年以上ドレミファ先生として、多くの子供たちと市民にに慕われてこられた加藤隆正先生邸のホームコンサートで、胡弓演奏をさせていただきました。30年以上の歴史を誇る加藤邸のホームサートです。テレビの全国中継がここから行われたり、映画にもなりました。2010.11.13.音人・.jpg胡弓とジャンべの共演で、オリジナル曲「風宴祭炎」で、盛り上げます。2010.11.13玲琴登場.jpg玲琴の生演奏です
2010.11.13.yoko.jpgシンガーソングライターのYOKOが、新鮮な声とギターを届けてくれました。

2011.11.3ふれあいバーベキューに飛び入り演奏

2010.11.3.2.jpg11月3日晴天に恵まれた文化のに、庄内緑地公園で障害の子供と保護者、ボランテイアの皆様のふれあいバーベキューが開かれました。暖かい秋の日差しとバーベキューの香りに包まれた芝生の上で、飛び入りの胡弓演奏です。2010.11.3.jpg胡弓の立奏です。









2010.10.12天白学童秋祭り胡弓演奏

 天白学童クラブでは、毎年保護者とOB保護者皆様が、学童祭りを開催。バザーや串かつ、焼きそば、みたらしなどの出店と「よいどれ太鼓」の演奏、そして、胡弓の野外ライブをさせていただいています。何より、保護者とOBの力をあわせて取り組んでおられることが、魅力です2010.10.17天白バザー.JPG


来年早春のコンサート決定 ぜひ、お出でください

  2011.3.21PM3:00開演 名古屋能楽堂 石田音人胡弓新境地 料金500円名古屋能楽堂コンサート.bmp2011.3.21.PM:3:00開演名古屋能楽堂チケット・問合せ09029230479音人BSC/0522310088名古屋能楽堂

2011.2.5.緑文化小劇場チラシ.jpg2011.2.5.名古屋緑文化小劇場 幻想の夕べパワーアート個展コンサート
料金2500円 チケット・問合せ09029230479音人BSC/08036229976荒川


9・11東海豪雨10年の集いご参加ありがとうございます。

ドレミホールコンサート
R01_0037.JPGR01_0052.JPG玲琴演奏R01_0055.JPG水仙合唱 クールデメール有志の皆様と

 2010.9/11・12は、東海豪雨10年となります。2000.9/11日から、降り続いた豪雨は、夜半まで止まず、翌12日未明、名古屋市西区あしはら町の新川堤防が決壊、数万の家屋が水没しました。
 決壊現場前のあしはら公園で、早朝6時より「水仙の集い」を開催し、東海豪雨でなくなられた10名の犠牲者へのご冥福をお祈りし、黙祷・胡弓演奏、キャンドルサービル、水仙の移植を行いました。
 同日夕刻5時から、当時最後まで被災者の避難所となったにしび創造センターで、写真展と当時の体験報告・フォトシネマ「あなたが生まれた年の9月11・12日・・(フォト花井友之・構成・音楽石田音人)」上映、石田音人胡弓コンサート、地元の合唱団クールデメール有志も参加しての「水仙~風に光る花」の全員合唱を行いました。
 ご参加いただいた皆様ありがとうございます。

10年にしび.jpg9.11にしび創造センター写真展 フォト 花井知之・山田正敏他


10.9.11水仙の集い.jpg2010.9.11中日新聞夕刊

9.11.名古屋市西区主催「東海豪雨10年 あの日を忘れない」

 名古屋市西区の大型ショッピングセンターmozoワンダーシテイー1Fのイベント広場でも、東海豪雨を伝える企画がおこなわれました。被災地の写真・ビデオをバックに胡弓演奏や被災体験対談、その年に生まれた小学4年生の作文が読み上げられました。
 東海豪雨を忘れないという思いが、参加者の心にしみこんでいくような、企画でした。
画像10年mozo.jpgmozo1Fの舞台 玲琴・大胡弓による演奏をしました2010.9.12中日.jpg2010.9.12中日新聞より

9月5日 岐阜県笠松町「ファミリーコンサート2010」が終了しました。ありがとうございました。2010チラシ.jpg2010.9.5.岐阜県笠松町中央公民館 胡弓・石田音人、ピアノ北川美晃

2010.9.5笠松町胡弓ソロ.jpg胡弓ソロ おわら風の盆~郡上節2010.9.5.胡弓・ピアノ1.jpg四弦大胡弓・ピアノDSCN0013.JPG波音の楽器を体験2010.9.5.玲琴.jpg玲琴

9月3日2010防災フェスタ前夜祭 石田音人胡弓コンサート

DSCN0001-25.JPG大胡弓演奏DSCN0001-29.JPG玲琴演奏

フィナーレは「いのちを見つめて~東海豪雨10周年の誓い」の大合唱でした。DSCN0001-38.JPG
いのちを見つめて.BMP「いのちを見つめて」歌詞

東海豪雨10周年の今年、各地で集いが行われ、胡弓演奏や集いのテーマ曲作曲で参加します。ぜひ、お出でください。
・9月3日PM6:30名古屋栄テレビ塔下広場 
・9月11日 AM6:00名古屋市西区あしはら公園・PM1:30名古屋市西区mozo1F広場・PM5:00清須市にしび創造センター

防災フェスタ20100827062754.BMP9・4防災フェスタ

・東海豪雨10周年の集いご参加ください。9.11チラシ画像20100817211803.bmp

澤田孝子先生.JPG澤田孝子先生名古屋胡弓の伝統を受け継ぐ澤田孝子先生です。澤田先生から、吉沢検校由来の古典胡弓を学んでいます。

   ここに、戦後の一時期、名古屋胡弓の大師範横井みつゑ先生も住んでおられというお話を、澤田先生から伺いました。名古屋胡弓の伝統の染み入った場所で、古典胡弓を教えていただき、感激です。繊細で趣のある奥深い世界を、澤田先生から教えていただいております。

2010.8.14演奏楽器紹介のコーナーに玲琴・大胡弓・弓笛・小胡弓の音色を掲載

2010813完成玲琴Ver6.jpg完成した玲琴2010.8.13玲琴完成、音色をお聞きください。

6台目となる玲琴が完成しました。胴体は、大正から昭和初期に製作された田邊尚雄氏考案のモデルに近い大きさです。映像でもご覧ください。

名古屋市に伝承される七夕伝説「多奈波太と星」Ver1を製作。slide0001_image001.jpg絵本「多奈波太と星」より 編集・音楽・胡弓演奏 石田音人

2010.7.12エンドピンを製作完成したエンドピンに伸縮棒を入れる.jpg黒竹、チェロ用エンドピン装具などを使用
伸縮エンドピンを製作しました。黒竹に、チェロ用伸縮棒留め具を装着、黒竹の反対側に3/8インチねじをはめ込みました。胴体下部には、3/8インチオニメナットを装着してあり、今日完成した伸縮エンドピンをジョイントできます。詳細は、玲琴製作ギャラリーをご覧下さい。

2010.7.11玲琴の胴体の表・裏板を、焼き桐の技法を用いて仕上げました。裏板を焼く.jpg詳細は玲琴ギャラリーに写真を追加してありますので、ご覧下さい。

・2010.7.9玲琴製作ギャラリー追加製作中の玲琴.jpg製作中の玲琴

 1922年頃、田邊尚雄氏が考案された低音胡弓は、当時製作された6台程度が、現存するといわれています。石田音人は、7年ほど前に、一枚の写真から復元を試みました。以後5台を製作。その後、京都・東京で実際の玲琴に触れる機会があり、田辺尚雄氏のご子息の田邊秀雄様にも、お話を伺うことができました。現在6台目を製作しています。桐板の玲琴は、良い響きがします。玲琴伝承の参考にしていただければと、願っています。

・2010.7.4.七夕伝説胡弓ライブは、2ステージとも、満席でした。ご来店いただいた皆様、ありがとうございました。2010.7.4.tanabataroudoku.jpg七夕伝説を朗読・演奏するメンバー 胡弓石田音人、打楽器伊藤卓哉、朗読御原とし子、ギター・歌 Yoko

・七夕胡弓伝説が中日新聞に掲載されました。東海豪雨10周年ライブとして紹介2010.7.4.tanabatalive.jpg2010.7.5.中日新聞

・石田音人動画追加

   提供 Studio36 製作 Shinji Iida
挿入曲「つがるしゃみだんしょう」「堤」他 胡弓・津軽三味線 演奏 石田音人

・新ページ追加 2010.6.19
 ・被災地支援胡弓演奏
 ・東海豪雨10周年 胡弓演奏を通じて東海豪雨を伝える
 ・胡弓から広がる世界

・2010.7.4.七夕伝説胡弓ライブご案内 (問合せ・申し込み)
名古屋市西区と北区には、七夕の伝説が伝承されています。「小田井の若者が、庄内川をはさんで(北区)田幡の里の機織娘に恋をした・・。」と始まる恋物語。・・川の流れに命を落とした二人が、彦星・織姫になったという民話です。来る7月4日に、この伝説を、胡弓、朗読、打楽器でお届けします。

2010.7.4.posuta.jpg2010.7.4.七夕伝説胡弓ライブ

・2010.6.12.名古屋肢体不自由者父母の会総会 胡弓演奏2010.6.12.fubokai.1.jpg2010.6.12.名古屋市肢体不自由者父母の会総会にて胡弓演奏

6月12日に名古屋市西区のサンホープ名古屋で行われた名古屋市肢体不自由者父母の会紹介で胡弓・津軽三味線を演奏させていただきました。

2010.6.12.fubokai.yumibue.jpg弓笛でさいまを演奏「さいま」を胡弓と弓笛で演奏、会場も盛り上がりました。

・2010.6.7.春日井市音楽教育研究会講師で、多彩な胡弓など実演

2010.6.7.kouenn.jpg音楽教育課程でも紹介される胡弓・三味線など多彩な楽器を実演2010.6.7.ハーモニー春日井で行われた春日井市音楽教育研究会で、「胡弓・三味線から広がる世界」と題して、実演と講演をおこないました。
2010.6.7.hinakokyuu..jpg復元した篤姫の雛胡弓
坂本龍馬が20歳のとき、江戸の千葉道場で修業をしていた11月に、20歳の篤姫が、将軍の正室になりました。そのときの雛人形・雛道具の中に小さなひな道具の胡弓も入っていました。
2010.6.7.shoukokyuuensou.jpg胡弓でおわら節を演奏

2010.6.7.kuchoensou.jpg沖縄胡弓クーチョー演奏
2010.6.7.ryuutouarufu..jpg中国雲南省麗江の龍頭二胡
2010.6.7.batoukinn.jpgモンゴルの馬頭琴
2010.6.7.udonhakokokyuu.jpgうどんの木箱で作った胡弓を、古代の伝説奏法である棒で演奏
古代、胡弓の弓として棒を使用していたことを、実際に竹の棒を使って実演、会場は驚きに包まれました。
2010.6.7.kenngaku2.jpg講演後、多彩な楽器の写真を撮っている皆様

・2010.5.29.べにしだの家 胡弓演奏家 石田音人ライブ リコーダー・パーカッション 井上馨

2010.5.29.daikokyu.jpg「らいぶ遊 みんぐるまんぐる」 石田音人胡弓ライブ
2010.5.29.raibu.snap.jpgムードあるべにしだの家のライブ会場でのスナップ写真
2010.5.29.reikin..jpg玲琴演奏
2010.5.29.yumibue.1.jpg弓笛演奏

・2010.5.14-15 おじんの童話会「猟師千造戦い絵巻」に津軽三味線で出演

2010.5.19.ojinn.riha.jpg猟師千造戦い絵巻リハーサル左上で津軽三味線を奏でる石田音人2010.5.14-15名古屋北文化小劇場で上演されたおじんこと鬼頭隆主宰の「猟師千造戦い絵巻」のリハーサルの様子。

・2010.4.4 ニュヨークカフェメトロ石田音人胡弓ライブ~精進料理「皆隋寺」2周年記念
メトロ入り口.jpg4月4日PM6時より、名古屋市北区平安通りのニューヨークカフェメトロで、石田音人胡弓ライブを開催しました。このライブは、精進料理「皆隋寺」2周年を記念して開催されました。20100405METORO1.jpg地下鉄平安通り駅4番出口すぐの、おいしいコーヒーや軽食で人気のカフェです。落ち着いた店内に胡弓のが響き渡り、心地よいムードです。、20100405metoroHinakokyuu.jpg雛胡弓も登場。江戸時代に徳川家のお姫様の雛道具の一つで、篤姫も所有していた、という話をして篤姫のテーマ曲を奏でました。

・2010.3.15 焼津市まぐろ茶屋3周年記念
石田音人胡弓演奏

まぐろ茶屋看板.jpg
まぐろ茶屋.jpg和風の照明と生け花が美しい舞台で演奏させていただきましたまぐろ茶屋刺身.jpg太平洋で捕れた天然まぐろは絶品です。

・2010.1.6.大垣女子短期大学 講演・胡弓演奏・・朗読とともに

DSCN0004.JPGいのこ福代さんの朗読「注文のおおい料理店」と胡弓の演奏
DSCN0027.JPG大胡弓、雛胡弓、玲琴、馬頭琴を演奏

DSCN0035.JPG演奏後、胡弓を手にする学生たち・復元した篤姫の雛胡弓が人気でした

・2009.8.7.星神社音楽祭

名古屋市西区に七夕伝説が伝わる星神社があります。2000年より、7月7日に胡弓でこの伝説を伝えてきました。2006年より、七夕大祭のコンサートとして地元の皆様が企画されることとなりました。星太鼓クラブの子供たちの力強い太鼓演奏とともに、胡弓と太鼓(伊藤卓也)、語り(御原とし子2009年度司会)で、この伝説を表現しています。本年度は、プロデビューする地元若者のロックグループ「ピーシューター」とシンセピアノで渡辺彩音さんがデビューし、新鮮な音色を届けてくれました。
090807記事写真.jpg
090807記事1.jpg














090807記事2.jpg



・2009.8.13.AM11:30宗次ホール石田音人胡弓コンサートにおいでいただいた皆様、ありがとうございました。

090813宗次ホールコンサート.jpg
名古屋栄にできた話題の新しいクラッシクホール「宗次ホール」で、胡弓コンサートは、多くの皆様においでいただき、ありがとうございました。大胡弓でオリジナル曲「堤」や「G線上のアリア」など、小胡弓で「おわら風の盆によせて」「郡上節」、沖縄胡弓クーチョーで「さとうきび畑」、大正幻の低音胡弓「玲琴」で「椰子の実」「チャルダッシュ」などを奏でました。これらの生音が一同にクラッシクホールに響くのは、初演になるのではないでしょうか。

・2009.7.29平和の願いをこめて
 被爆64周年
原爆犠牲者を偲ぶつどい(名古屋市公会堂4Fホール)胡弓コンサート

09.7.29原爆犠牲者を偲ぶ会.jpg午前のリハーサルを終えて被爆64周年の原爆犠牲者を偲ぶつどいで、胡弓を演奏させていただきました。愛知県では、昨年度94名の原爆被爆者の方が帰らぬ人となりました。平和への願いと祈りをこめ、胡弓・玲琴を演奏しました。

・2009.7.25~26新潟中越沖地震2周年 被災地交流ハートフル胡弓コンサートin刈羽

2009.7.25.26刈羽コンサート.jpg 7月25~26日に、新潟中越沖地震被災地刈羽村で実施したハートフル胡弓コンサートは、NPO法人レスキューストックヤードの「あいち・かりわ元気交換プロジェクト」(7月24日~26日)の企画の中で、実現しました。
 上の写真は、刈羽村赤田地区会館でのコンサート(7月.25日)の様子です。この地区は、中越沖地震やそれ以前の豪雨による土砂崩れなど、相次ぐ自然災害で大きな被害を受け、現在も、田畑・道・山・民家の復旧に取り組んでいました。住民の力で、ようやく、家々が修復されたところです(写真中央民家)。赤田地区会館には30人ほどの、皆さんが集まられ、熱い思いが伝わってくるようなコンサートになりました。
下の写真は、刈羽村福祉センターでのコンサート(7月26日)の様子です。40名ほどの方が集まられ、アンコールで、「故郷」を、全員で合唱し、感動的なコンサートとなりました。

・東海豪雨で住民を励ました水仙の球根を刈羽村のみなさんにプレゼント(7月25・26日)

球根をプレゼント.jpg球根と玲琴.jpgDSCN0001-1.JPG

2009月の東海豪雨で決壊した 新川堤防の付近の泥の中から、住民が拾い出し、植えた水仙が、翌年美しい白い花を咲かせ、被災者を励ましてくれました。この球根を、刈羽村のみなさんにプレゼントしました。

・東海豪雨と水仙

水仙写真集.jpg 2000年9月11日・12日に東海地方を襲った集中豪雨で、名古屋市西区あし原町の新川堤防が決壊しました。左上の写真は、当時の決壊現場前の工場とあしはら公園の柵です。
 地区一帯は、泥で覆われ、大きな被害を被りました。私の家も、現場から約1.5キロで、0.8メートルあまりの濁流に覆われてしまいました。
 住民が、その泥の中から水仙の球根を拾い出し、決壊堤防やその前のあしはら公園に植えました。翌年の早春に、白く輝く花を咲かせ、復興の取り組む住民を、励ましてくれました(写真右・下)

2008.7.11.NHKさらさらサラダ.jpg2008.7.10NHKさらさらサラダ きらきら東海 胡弓演奏家 石田音人
・2008.7.10.AM11:30 NHKTV さらさらサラダ「きらきら東海」 出演 胡弓演奏家 石田音人 NHK名古屋放送局1F 公開生放送司会の鈴木聡彦さんと大胡弓・弓笛を持つ石田音人の写真です。二人の間に、玲琴、雛胡弓が移っています。石田音人の胡弓生演奏「祈り」で始まり、玲琴、雛胡弓、弓笛の製作についてのトークと玲琴、雛胡弓、弓笛の音色を披露し、最後は、大胡弓と弓笛による「こきりこ節」の演奏で、締めくくりました。
DSCN0653蓮教寺コンサート.jpg6.21蓮教寺 石田音人 胡弓 コンサート
・2008.6.21蓮教寺 石田音人 胡弓コンサート(写真上) 
胡弓・大胡弓・玲琴・クーチョー(沖縄胡弓)・雛胡弓・弓笛 石田音人 打楽器 伊藤卓哉 琴 竹田和子

080618大和音人5つの胡弓.jpg6.18大和町生涯学習センターにて、5つの胡弓と弓笛・2008.6・18郡上市大和町寿講座「日本の伝統楽器に親しむ」5つの胡弓・弓笛演奏・講演(写真右)

・2008.6.16.名古屋市緑区有松の竹田邸水琴窟初音式で、胡弓と水琴窟の共演(6.17読売新聞掲載)

・2008.6.15.名古屋市緑区天白学童春祭り、胡弓・太鼓共演

・2008.6.1 サンテラス一宮 石田音人胡弓コンサート 胡弓・三味線・玲琴・弓笛演奏

・2008.5.29 中日新聞掲載「5種類の胡弓で時代超えた音色」(掲載記事コピー)

・2008.5.25 PM9:00~東海ラジオ 尾張漫才の番組BGMで、「雪月の宴(アルバム「碧い風になって」収録曲、石田音人作曲・胡弓・玲琴演奏」)使用

・2008.5.16 CATV STAR CATS 「週刊スターキャット情報局」番組収録
 石田音人インタビューや番組テーマソング「風の花」を玲琴で演奏
.
・2008.5/17・18PM6:00. 5/19~23AM11:00.PM6:00 STAR CATS 石田音人インタビュー・「風の花」玲琴演奏放映

石田音人(いしだねひと)プロフィール (旧ver.1)

胡弓、大胡弓、玲琴、沖縄胡弓など多彩な胡弓を奏でる演奏家・作曲家

nehito.standing.JPG 1997年 愛知フィルハーモニー管弦楽楽団との共演(愛知県芸術劇場コンサートホール)
 2001年 中国雲南省麗江・大理 胡弓演奏・音楽交流
 2002年 モンゴル ウンドウルシュレッド・カラコルムにて、胡弓演奏・音楽交流
 2006年 モンゴル ウンドウルシュレッド・カラコルム・アウラガ遺跡で、胡弓・玲琴演奏、玲琴初のモンゴル演奏、ホーミー・馬頭琴との玲琴との初共演
 4枚の胡弓のオリジナルCDアルバム制作
(1997年「星の道」、2000年「堤/胡弓弾きの序章」、2001年「祈り」、2007年「碧い風になって」)

 2005年 第20回パチンコ大衆文化賞受賞

 江戸時代より伝わる日本の伝統楽器胡弓を、ソロ楽器として奏で、ライブ・コンサートなど活躍中
  2004年 大正時代の幻の低音胡弓玲琴復元
 2005年 愛・地球博での胡弓・玲琴と八つの水琴窟群との共演
 2006年 名古屋城三之丸庭園の水琴窟と胡弓との共演
 2007年 日本初の玲琴ソロアルバム「碧い風になって」リリース
 2008年 シルクロード伝説の弓笛を胡弓の弓笛として完成
 2004年 江戸時代の雛胡弓を演奏用に復元
   詳細なプロフィールはこちらをご覧下さい

Nehito Hot Schedulenanohana.nehito.jpg


・2008.4.19~ CATV STAR CATS の「週刊スターキャット情報局」のオープニングテーマソングに、石田音人作曲・玲琴演奏「風の花」(4thCDアルバム「碧い風になって」収録曲)が、流れています。

・5.4.AM8:00~東海ラジオ「水谷元気堂」に生出演,玲琴演奏

・5.7.AM8:15~東海ラジオ「小島一宏モーニングあいランド」

・.5.16 CATV STAR CATS「週刊スターキャット情報局」番組収録

・6.1AM11:00,PM2:00サンテラス一宮 石田音人胡弓・三味線ライブ

・6.15.AM11:30予定名古屋天白学童祭り 石田音人野外胡弓ライブ

・6.16名古屋市緑区有松の名古屋指定文化財である有松絞り製造卸業元の竹田邸水琴窟完成初音式にて胡弓・水琴窟演奏

・6.18 AM10:000 岐阜県郡上大和町生涯学習センター 石田音人胡弓演奏・講演

・6.21 PM2:00 名古屋市名東区高針台 蓮教寺石田音人胡弓コンサート

・7.10 AM11:30 NHK TV さらさらサラダ出演 胡弓演奏家 石田音人
4つの胡弓(胡弓・大胡弓・玲琴・雛胡弓)・弓笛TV初披露 NHK名古屋放送局1F 公開生放送

・7.20 PM4:00~4:30 犬山磯辺邸 きもの着付師 小平次 公開振袖着付け 伴奏 胡弓 石田音人

・8.7.PM6:00~8:30 名古屋市西区上小田井 星神社 七夕祭
   胡弓・朗読・打楽器による七夕伝説祭
DSCN0185星神社コンサート.jpg   2007.8.7胡弓・朗読・打楽器による七夕伝説祭
・8.17 岐阜アピタ 石田音人胡弓 コンサート

・9.10 新川高校 石田音人胡弓演奏

・9.14 名古屋市西区中小田井 おてやあ祭り
 PM2:00~3:00 石田音人 胡弓 野外コンサート
  ピアノ 北川美晃 打楽器 伊藤卓哉

・9.27 香川県観音寺 人権教育講演会
   命の輝きを、胡弓の音色にのせて・・石田音人 胡弓演奏・講演会

・10.1 名古屋市西文化劇場
    胡弓・玲琴の新風を吹かせて
         石田音人 胡弓・玲琴コンサート
   胡弓・大胡弓・玲琴・クーチョー・雛胡弓・弓笛・・・石田音人
  打楽器 伊藤卓哉 琴 竹田和子
・10.18.瀬戸市瀬戸蔵 PM1:00
一部講演  二部 石田音人 胡弓演奏会
       主催 瀬戸仏教会
・10.31.沼津市 沼津ホテルキャッスル
    胡弓演奏家 石田音人&風音 コンサート
     主催 沼津ホテルキャッスル 
・11.3 名古屋市中村区 べにしだの家 べにしだ祭 11:45~
            石田音人 ライブ

・11.8 春日井文化フォーラム 「わわわの会」石田音人 胡弓ソロコンサートPM1:30開演 
・11.9 名古屋市北区 医療生協北病院あじま診療所 健康祭り
  胡弓演奏家 石田音人 ライブ 開演 AM11:15
・11.15 岐阜県郡上八幡 郡上城 紅葉まつり AM11:00,PM1:00, 3:00
・11.16 名古屋市立山田小学校創立100周年記念 祝賀会 
        石田音人 胡弓演奏(名古屋キャッスルホテル)
・11・22 浜松市 名城大OB会 胡弓演奏家石田音人 演奏
・11・23 名古屋市西区 喫茶チェリー
  PM2:00 PM7:00 石田音人 ライブ
・11・29 高知県大月町 胡弓演奏家 石田音人コンサート
・12・14 名古屋市北区北市役所7F 社会福祉会主催 石田音人コンサート

2009年

・1.18 沼津市きもの展示場大田呉服店
・2.14 名古屋市天白文化小劇場
   胡弓演奏家 石田音人 バレンタイン 胡弓 コンサート
   打楽器 伊藤卓哉 筝 竹田 和子 

・2.22 岡崎市蓮華の家 共同保育園 胡弓演奏家 石田音人
   胡弓・三味線 コンサート

・3.16 名古屋市千種区 メルパルク 
   JA名古屋主催 胡弓演奏家 石田音人 ふれあいコンサート
            胡弓演奏・講演

・5.24 名古屋市中区大須 中小企業会館 ホール
  琵琶演奏家 桑原佳水 演奏家 ゲスト 石田音人 胡弓演奏