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東日本大震災被災地演奏支援プロジェクト「おとつむぎネット」。多くの演奏者と東海地方の皆様とともに東日本大震災被災地の心の支援を演奏を通じて行っていま胡弓新境地 石田音人胡弓演奏家の音楽活動を紹介します。

2010.9.5笠松町胡弓ソロ.jpg

2012.2.2東日本大震災被災地演奏支援プロジェクト「おとつむぎネット」写真展開催中 場所: 名古屋市西区山田図書館 期間:2月16日(木)まで
場所:名古屋市北区楠図書館 期間:3月17日~4月19日

現在、名古屋市西区の山田図書館で、東日本大震災被災地演奏支援プロジェクト「おとつむぎネット」の写真展が開催されています。正面入り口に、16枚の写真パネルが設置してあり、7冊の冊子に掲載した二百数十枚の写真が閲覧できます。山田図書館は今回の「東日本大震災を忘れない」の企画展で「・・あれから、まもなく1年が経とうとしています。しかし、復興まではまだ、見えてきているとは言えない状況です。今回、被災地に入り、演奏活動を通じて被災された方を元気づける活動をされている西区在住の胡弓演奏家石田音人さんから被災地の様子を収めた写真をお借りして、その様子を展示いたしました。・・・」と紹介をいただいております。ぜひ、皆様お出で下さい。
図書館1.jpg図書館2.jpg図書館4.jpg

図書館3.jpg

「おとつむぎネットⅤ」

5回目の東日本大震災被災地支援プロジェクト「おとつむぎネット5Ⅴ」を下記のように実施いたします。
おとつむぎ5.BMP
実施場所 3月10日福島県田村市蓮笑庵 {福島の明日と未来を     作るつどい(仮題)}、支援物資搬入・交流宮城郡七ヶ浜、3月11日pm5:30~、pm6:30~石巻市河北道の駅「上品の郷(じょうほんのさと)」のレストラン「栞」にて胡弓追悼演奏、3月12日宮城県岩沼市(2回演奏)、

2012.12.23(雨天24日に延期)PM5時~8時扶桑文化会館酒井敦美(光の切りえ作家)「光の切り絵・野外幻灯展」野外石田音人胡弓ライブにお出で下さい。扶桑文化会館.jpg

2011.12.2そうめん箱玲琴・弓笛の製作・演奏を紹介いたします。表板.jpg本体1.jpg素麺箱玲琴・弓笛製作

素麺箱から玲琴を製作するのは初めての試みです。また、弓笛は、今回、いくつもの新しいアイデアを取り入れて、製作しました。①吹き口側を細くすること②できるだけ軽くすること③軽さのため低音が出にくくなることを、金属を巻きカバーすること④弓と笛のジョイント部分に溝を入れ、弓のねじれを防いだことなどが主なアイデアです。

2011.12.2木製大胡弓の製作を紹介します。木製胡弓の製作木製大胡弓入門用完成.jpg

2011.12.8(火)名古屋市天白区植田橋石田音人胡弓(大胡弓)教室がスタートします。胴体の接着.jpg完成した弓のラインナップ.jpg

新たに胡弓を学ばれる皆様、よろしくお願いいたします。すでに、4丁の四弦大胡弓は、和楽器店の協力によって本体・駒が完成しております。今回、貸し出し用として木製大胡弓を2丁、演奏用の木製代胡弓を一丁、新たに製作しております。いくつもの作業工程を経て、完成します。仮調整も終わり、数日で完成します。また、入門用の弓も6本製作しました。

ひびこれ準備.jpg写真家松原豊様 と奥様が経営されるcaffe hibicoreは、伊勢街道脇の古民家を改築された趣きある喫茶店です。音楽ライブ・演劇・朗読、ワークショップなどど多彩な企画が開催されています。今、夜のライブ準備中です。11.26三重県津市三里町古民家caffe「hibicore」でのライブ「HOPE TO HAPPINESS」にお出でいただきありがとうございました。日々こ.jpgYellow Soulオリジナルの「人間万事塞翁が馬」の感動的な熱演からいよいフィナーレへ。丸山さんとはるちゃん.jpgマリオ・ハルちゃんのオリジナル名曲「心の川」に胡弓で参加させていTだきました。ベースは池山さん。丸山さんと波板.jpg椰子殻板クーチョーのソロにマリオがオリジナル波板で参加していただきました。すばらしい波音にのせてクーチョーの音色が響きました。

今回の「HOPE TO HAPPINESS」を主催されたYellow SoulのRIKI様・ASHU様ご苦労様でした。素敵な場と写真・スライド・食事・打ち上げのおもてなしなど、松原豊様・奥様、ありがとうございました。

2011.11.22「空色勾玉」ライブにおいでいただきありがとうございました。全員で.jpgフィナーレのセッションです。ヴォーカルRIKI、ギターashu、ビリンバウ丸山祐一郎、胡弓石田音人クーチョー.jpg椰子殻板クーチョー初披露(リハーサル写真)勾玉リハ丸山.jpgギターマリオ(丸山祐一郎)&ハルちゃん(リハーサル写真)

Yellow Soulのアルバム「唄ニナル」の完成記念ライブでもあります。アルバムでは、レコーデイングと「人間塞翁が馬」の胡弓で参加いたしました。RIKI&ASHUの唄とギターから、平和と命・自然の深さを感じるすばらしいアルバムです。

2011.11.18東海豪雨を語り継ぐ会として、愛知県災被災者支援センターへ、石油ファンヒーターの提供させていただきました。

suto-bu.jpg
現在愛知県内に約500世帯、1250名の方々が、東日本大震災の被災地から避難されておられます。愛知県被災者支援センター(担当者滝川連絡メール<staff05@aichi-shien.net>)では、冬の暖房機器のご協力を呼びかけています。

2011.11.23.名古屋栄ラボ教育センターで、東日本大震災被災地演奏支援「おとつむぎネット」の報告・演奏をいのこふくよ様と行いました。皆様から次回の支援演奏の募金10,150円のご協力をいただきました。ありがとうございました。ラボ講演.jpg

2011.11.21「胡弓・弓笛製作・・・錘の話」のページを追加しました。胡弓・弓笛の製作・・・錘の話クーチョー錘駒.jpg
2011.11.20大胡弓・クーチョー・玲琴の音色を調整

クーチョー錘.jpg11月22日に「空色勾玉」で、椰子殻板クーチョーを初披露いたします。かなり良い音色が出ていましたが、駒に錘をつければ一弦のG,二弦のDの響きをよくすることができるのではないかと考え、写真のように、ハンダを溶かした錘を、小さな駒の根元に貼り付けました。この効果は大きく、G,D弦の音色がまろやかに響くようになり、繊細ながらも美しい音色が、2オクターブ以上の音域で響きました。、同様に玲琴にも、試しました。玲琴錘.jpgかなり低音が美しく響きました。有効な方法です。駒に錘を入れる技法は地唄三味線や義太夫三味線にも見られます。江戸時代から、三味線の世界においては、低音を響かせる有効な方法でした。私が製作した胡弓においても、同様の効果が見られました。

三味線駒錘.jpg

2011.11.24PM7:00~Yellow SoulのCD「唄ニナル」完成ライブに出演します。於:
名古屋新栄中央高校東「空色勾玉」ぜひおいで下さい。勾玉ヒビコレチラシoutline.gif

2011.11.11岐阜県可児市広見が丘公民館で、東日本大震災被災地支援「結コンサート」で、多くの皆様のご協力をいただきました。次回の被災地支援演奏ため、41,438円の寄付金をいただきました。心よりお礼申し上げます。

写真展示.jpgこれまでの、被災地支援演奏と被災地の写真を展示させていただきました。さあ始まりは「かたたたき」です.jpg結コンサート幕開けは「かたたたき」ゲームです。胡弓演奏と報告.jpg胡弓演奏と「おとつむぎネット」の報告をさせていただきました。スーホの白い馬.jpgいのこふくよ様の朗読と音楽による「スーホの白い馬」国枝様より被災地支援のお願い.jpg主催者の国枝様より、被災地支援演奏のご協力のお願いご協力ありがとうございました.jpgご協力ありがとうございました。

「おとつむぎネットⅣ」写真を追加掲載いたします。

同行していただいた稲沢市福祉施設「そぶえ自然村」の菊池嘉孝様撮影の写真を追加掲載させていただきます。菊池様、鈴木様をはじめ「そぶえ自然村」皆様ありがとうございました。蓮笑案5.jpg蓮笑庵2.jpg蓮笑庵1.jpg福島第一原発から40kmの田村市蓮笑庵に集まられた皆様に、加藤たかまささんが、届けた「私の子供たちへ(作詞・作曲笠木透)」の歌。胡弓で伴奏しながら一緒にうたいました。歌詞の3番は「生きている君たちが生きて走りまわる土を あなたに残しておいてやれるだろうか父さんは 目を閉じてごらんなさい山がみえるでしょう 近づいてごらんなさいこぶしの花があるでしょう。」自らの手で、除染作業を行い、力をあわせ、福島に、みらい・光を築くことために集う皆様。その願いと、歌の思いが重なります。アンコールで、もう一度この歌詞をかみ締め、皆様と歌いました。「生きている君たちが生きて走り回る土をあなたに」のこす、それが、私達の大切な役割です。七ヶ浜1.jpg七ヶ浜2.jpg七ヶ浜4.jpg七ヶ浜3.jpg新地1.jpg駒ヶ嶺小1.jpg駒ヶ嶺小2.jpgゆりあげ2.jpgゆりあげ漁港.jpg野蒜駅.jpg

~東日本大震災被災地演奏支援「おとつむぎネットⅣ(10.15~19)」を終えて~長町仮設2.jpg10.18仙台市太白区あすと長町仮設住宅

「心の支援をお願いしたい。」という被災地の要請のもと、10月15日~18日に、福島県・宮城県で、胡弓・歌・朗読の演奏支援・胡弓による追悼演奏を、7箇所で実施し、19日に名古屋へ帰ってきましたので、報告させていただきます。

駒ヶ嶺小.jpg10.17駒ヶ嶺小学校心の支援はこれから。「原小学校(避難区域南相馬市原小学校)にもぜひきてね(駒ヶ嶺小学校児童児童の手紙)」

今回は、地震と原発事故によって二重に被災した福島県の相馬郡新地町駒ヶ嶺小学校(17日)と福島第一原発から40kmの田村市の蓮笑庵(15日・故渡辺俊明画伯ギャラリー)の2箇所を含めて、宮城郡七ヶ浜福祉施設あさひ園(16日)・仙台市太白区大野田児童館(17日)・太白区ワークキャンパス内福祉施設円(まどか)(18日)・太白区あすと長町仮設住宅(18日)での支援公演と、名取市ゆりあげ地区日和山での胡弓追悼演奏・献花(17日)、東松島市野蒜小学校追悼・献花(16日)・石巻市門脇小学校追悼・献花(16日)という日程での公演・追悼演奏でした。

10月17日の駒ヶ嶺小学校公演を終えて、まもなく、教室からホールへ一人の女の子が手紙を持ってかけてきました。手紙には「原小学校へもぜひきてね。」と書いてありました。「ほんとうに楽しかったの。みんなに聞かせたい。いつか、原小学校に来てね。」と書いてありました。 原小学校は、南相馬市の避難区域で、全員各地へ避難しています。160名余りの児童の駒ヶ嶺小学校の26名は、避難区域の南相馬市の児童です。私たちの演奏をぜひ、離れ離れになっている原小学校の友達に聞かせたいという強い願いから、手紙を届けてくれたのです。いつか、この願いに応えられるときを祈っています。

新地駅3.jpg新地駅。線路・駅舎の撤去跡新地駅2.jpg新地駅に使われていた電線新地1.jpg新地駅から東を望むと、津波の塩害で耕作できない田園地帯が沼のようになっていました。新知町は、津波によって大きな被害を受け、田畑は塩害で耕作できず、沼のようになっています。新地駅や線路は、撤去され再開の計画も未定です。

これまでの「おとつむぎネット」の活動場所
おとつむぎ活動場所1.jpg

蓮笑庵1.jpg10.15福島県田村市蓮笑庵
「愛知・名古屋から七福神がきてくれたようです。どうぞこれからもよろしくお願いします。」(15日蓮笑庵渡辺仁子様談)
福島県田村市蓮笑庵は、故渡辺俊明画伯のアトリエ・交流・製作場所で、蓮笑庵建物・空間、部屋・庭・家具・器のすべてが、渡辺俊明画伯の作品となっています。
 震災以後、この場所が、福祉県の被災地支援の発信場所になっています。私たちの公演を行った日の1015日は、この地から、夢のある福島の未来を作ろうとメンバーが集い、「ひかり・みらい」プロジェクト結成の出発コンサートとなりました。蓮笑庵4.jpg蓮笑庵の渡辺仁子様が温かく見送って下さいました。
蓮笑庵の渡辺仁子さんは、「名古屋・愛知から、この地においでいただき、本当にうれしいです。まるで、七福神がきてくれた思いです。どうぞ、これからもよろしくお願いいたします。」といわれました。

蓮笑庵3.jpg蓮笑庵玄関福島原発から40kmしか離れておらず、飯館村など避難区域と隣接した町ですが、山々に囲まれ、風向きの関係で、放射能汚染が少ない地域です。この日のコンサートに参加された方々は、皆、避難住民を応援し続けてこられた方々でした。そして、光ある福島の未来を作るのはこれからだ、という思いで今日、集まっておられました。その最高のプレゼントとなるコンサートとなりました。翌日早朝から、渡辺仁子さんたちは放射能洗浄に出かけます。皆、輝く福島を取り戻し、夢と未来のある福島をつくろうと頑張っています。

あさひ園.jpg愛知・名古屋のボランテイアと七ヶ浜町の人々が力をあわせて復興の町作り。「おとつむぎネット」は歌と音楽・朗読で支援

10月17日は、福島県田村市を早朝に出発し、宮城郡七ヶ浜町福祉施設あさひ園の秋の復興祭りでの演奏です。午前10時前に到着したときは、町を挙げてのこの祭りの開会式の時間でした。10時45分から、いのこふくよさんの楽しい語りではじまります。「肩たたきゲーム」で、会場は笑いと和やかなムードに包まれます。隣で、レスキューストックヤードの足湯で、くつろいでいる方々も笑いの輪の中に入られます。「斎太郎節」が始まると、建物の外で、出店を手伝っている方々も歌いだします。親族をなくされたお爺さんも笑顔で歌い踊ります。希望と命の絆が広がります。午後は、野外お茶会の会場で、しっとりと胡弓演奏です。抹茶を飲みながら胡弓の音色に耳を傾け、秋晴れの復興祭りを、心より楽しんでいました。いまだ、瓦礫・自動車ののこる海岸まで、復興祭りを楽しむ声が届くようでした。七ヶ浜.jpg七ヶ浜沿岸地帯

松島1.jpg賑わいが戻ってきた松島16日2時過ぎ、七ヶ浜を離れ、津波の甚大な被害を受けた東松島・石巻に向かいます。途中、松島瑞巌寺は、観光客で賑わっていました。多くの島々に囲まれ、奇跡的に津波被害が少なかったようです。活気が戻ることが、復興の力です。

野蒜駅1.jpg東松島野蒜駅道路案内版野蒜駅.jpg野蒜駅観光客の渋滞を抜けて数キロ走ると、東松島に着きます。このあたりも、奥松島として島々の美しい景色で有名です。その奥松島北
部の海岸が野蒜地区です。この地区は大きな津波に襲われ、指定された海岸奥の野蒜諸学校まで3メートル50センチの津波が襲いました。
野蒜駅は、津波に襲われた時の様子を残していました。垂れ下がった電線、倒れた電柱、割れた駅舎の窓と曲がった柱。付近の家々も二階近くまで津波が達した痕跡が多く残っています。野蒜駅3.jpg野蒜駅トマト.jpg
駅舎二階の窓には「またあの美しい野蒜をとりもどそう!!」の張り紙が掲示してあります。野蒜駅敷地の津波の砂上にはトマトが実っており、小さな希望を私たちに伝えてくれているようでした。野蒜駅2.jpg

野蒜小時計.jpgひっそりと静まりかえったいた野蒜小学校。体育館の時計は、東日本大震災の時刻午後二時47分で止まっていました。野蒜駅避難マップ.jpg野蒜地区の住民は津波避難マップに従い、野蒜地区の海岸の奥にある野蒜諸学校体育間へ避難しました。野蒜小津波痕跡.jpg津波は体育館1階の梁下まで達していました。3メートル以上です。野蒜小1.jpg野蒜小学校体育館入り口野蒜小推.jpg体育館内の二階手すり下に、津波の痕跡が残っていました。3時50分頃、野蒜地区児童60名を含む300余名の避難する野蒜小学校へ、3メートル50センチ余りの津波が到達します。校長先生は津波の渦の中でもハンドマイクを握りしめ、児童・住民を体育館二階へ上るように誘導、津波は二階手すり下まで達しました。体育館で渦巻く津波の中の人々を、先生たちは卒業式の紅白幕の綱を投げ入れ、校長先生をはじめ何名も全力で助けます。野蒜小体育館.jpg津波が引いた吹雪の夜、児童が「ファイト!ファイト!」と合唱し、凍えた人々を励ましました。残念ながら20名の尊い命が、奪われました。でも、この子どもたちの「ファイト!」の声は、野蒜地区の人々の心の中に、大切な命の声となって響き復興の力になっていてます。野蒜小黙祷1.jpgおとつむぎネットⅣのメンバーは、ご冥福を祈り、献花・黙祷させていただきました。野蒜小献花.jpg

門脇小1.jpg16日午後3時30分頃、石巻市に向かいました。市街地の渋滞を抜け、日和山の方へ回ります。日和山の丘陵地帯の麓を走り、門脇地区へ向かいます。高台の横の道を曲がったとき、そこから、町のすべてが津波によって奪われた門脇地区・南浜地区が広がります。海岸には4階建てのビルほどの瓦礫が高く長く積まれていました。町の瓦礫は撤去され、門脇小学校校庭は、新しい土が運ばれ、きれいな運動場になっていました。門脇小の新芽.jpg門脇小新芽2.jpg門脇小教室1.jpg門脇小教室の自動車ナンバー.jpg門脇小2.jpg今回設営で協力いただいた、福祉施設「そぶえ自然村」の鈴木登志樹さん・菊池嘉孝さん・野村泰彦さん・水野敬子さん・竹田直樹さんとドレミファ先生こと加藤たかまささん・朗読家いのこふくよさんとともに黙祷・献花させていただきました。校庭の真っ黒に焼けた木のから伸びた新芽が、命の輝きを私たちに伝えてくれています。

荒浜スタンド2.jpg仙台市若林区荒浜地区荒浜スタンド.jpg荒浜タンク.jpg仙台市若林区の福祉施設「円」(太白区仙台ワークキャンパス内に間借り)での公演
仙台市若林区も津波で大きな被害を受けました。18日早朝6時に、宿泊していたシーラックパレ仙台から近郊の若林区荒浜地区へ、一人で行きました。まだ、被災の傷跡が広範囲に残っていました。
ガソリンスタンドは、鉄骨も折れ曲がり倒れていました。その西隣に「手仕事の里まどか庵 手漉き和紙・和菓子」の店がありました。そこも建物はゆがみ内部は全壊でした。あさひ園被災.jpg若林区荒浜のまどか庵
撮影時には、この「まどか庵」が、太白区のワークキャンパス内で間借りしている福祉施設「円(まどか)」の場所であったことは知りませんでした。演奏が終わってともに昼食をいただいていたときに写真を見せていただき、はじめて、朝訪れた場所が円であったと知り驚きました。円の職員のお一人が津波の犠牲になられたそうです。この写真の場所に、地震後、避難先を教える張り紙を張りにいって津波にのみこまれたそうです。このことを何も知らずに、演奏前の八時30頃、今回の演奏者とスタッフをつれて、この場所を訪れました。そして、午後9時30分に、移転先の太白区ワークキャンパスの円に到着しました。犠牲になられた職員が案内してくださったような、不思議なできごとです。

あさひ園2.jpg現在、福祉施設「円(まどか)」は太白区の仙台ワークキャンパス内で間借りしています。隣の福祉レストランで、手作りの餃子定職をごちそうになりました。とても美味でした。円の皆様ありがとうございました。三人の出演者の「かたたきゲーム」で始まり、いのこふくよさんの紙芝居「はじめまして」を朗読すると、通所されているみんなが魅了されます。加藤たかまささんが、水笛・ラッパ付きハーモニカ・歌で元気いっぱい盛り上げます。その後、しっとりと胡弓で「童神」を奏でると、「すばらしい!」の声が飛び交いました。写真のように馬頭琴を取り出すと、「スーホの白い馬だ!」と誰かが叫びました。そこで、馬頭琴のソロ演奏のあと急遽「スーホの白い馬」の朗読・演奏を始めました。皆、勇気と命の物語に魅了され、最後は「ビリーブ」の合唱と「トトロのさんぽ」の大行進です。あっという間の、感動的な一時間が過ぎました。

名取ゆりあげ日和山2.jpg名取市ゆりあげ日和山での胡弓追悼演奏・仙台市太白区大野田児童館での公演

17日午後、相馬郡の駒ヶ嶺小学校公園を終えて名取市ゆりあげ日和山に向かいました。7月の公演時、日和山への道は、通行禁止でした。通行許可願いを名取市建設課に届け出て、この地区へ入りました。今回も同様に、Faxで、通行許可願いを申し出たところ、もう、一般通行可能になっているとのことです。ゆりあげ漁港付近は、瓦礫もビルもすべて撤去され、港の南の瓦礫の山は、以前報道されたように、火災で燃えた跡が大きく残っていました。名取日和山1.jpg
今回、胡弓で追悼演奏を行いながら、日和山で献花・黙祷させていただきました。この地区で、自分の命を犠牲にして高齢者の避難誘導を行った人々や犠牲になった高校野球部のエースの若者がテレビで紹介されておりました。犠牲になられた尊い皆様の姿を思い浮かべながら胡弓演奏させていただきました。胡弓の演奏を涙ぐみながら聞いておられた方もおられました。多く
の犠牲になられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。


大野だ.jpg仙台市太白区内のあちこちが開発中です。大野田児童館も、今年できたばかりの建物でした。低学年の小学生・幼児とお母さんが聞きにこられました。避難区域の南相馬市からこちらに避難された母さんもおられます。授業後の子ども達が、ゆったり勉強しています。午後四時ころからお迎えに見える子もいます。比較的短い持間での演奏でしたが、「スーホの白い馬」の上演の頃には、子供たちはすっかり物語に魅了されています。帰るとき、皆が「ありがとう」のパネルを持って、声をそろえて感謝を伝えてくれました。
大野田児童館の皆様ありがとうございました。

長町仮設2.jpg涙の「斎太郎節」「見上げてごらん夜の星を」、手を繋いで「トトロのさんぽ」の大合唱。公演最終の感動フィナーレ。

いよいよ、公演最終日の18日午後。場所は、仙台市太白区あすと長町仮設住宅集会所です。大野田児童館・福祉施設「円」・あすと長町仮設住宅での演奏をコーデイネイトして下さった宮城大人子供劇場の中村事務局様・森代表様も終日同行してくださいました。また、あすと長町仮設住宅の谷政子さまを始め、仮設住宅での心温まる取り組みをされておられる皆様に心より感謝申し上げます。

長町仮設.jpg午後二時の開演前から、スタッフが参加者の皆様に、お茶をお配りし、温かいおもてなしをされておられます。心安らぐコンサートの開幕にぴったりです。「かたたきゲーム」で笑い和み、加藤たかまささんの歌の「巡り合い」即興バージョンでは、仮設住宅の皆様の名前がどんどん歌の中に入って行きます。仮設住宅住民の名前が歌われ、わーっと盛り上がります。そして、胡弓のソロ演奏、「スーホの白い馬」、最後の「斎太郎節」では、踊りだす人もいます。やがて、皆の目に涙が・・・。「見上げてごらん夜の星を」は、みんな涙をいっぱいためていました。「ほんとうにありがとう。」「ほんとうに楽しく・幸せなひと時でした。」皆が、涙をためて話してくれます。「手を繋いでトトロのさんぽをうたいましょう。」といのこふくよさんの声が飛びました。こどもプログラムの登場です。「歩こう歩こうわたしは元気 歩くの大好きどんどんゆこう・・・。」参加者全員が手を繋いで一つの輪になっていきます。90歳近いおばあさんもおじいさんもスタッフも一つの輪です。
大きな感動と、明日からもゆっくり「前を向いて生きていく元気をもらいました。本当にありがとう。」沢山の涙と、手作りのおにぎりと名物の桃もなかをいただきました。公演終了.jpg10.18おとつむぎネットⅣを終えて、太白区あすと長町仮設住宅での全員写真

多くの心の支援と温かい命のつながりによる復興が、これから大切なときです

阪神大震災の仮設住宅で、次のような話を聞きました。「仮設住宅で集いが開かれれば、声をかけあう機会が増えます。一緒に集会所でお茶をのみ交流する機会が増えます。長い避難生活で疲れてなかなか外に出る元気がない方も多いですが、何度も声をかけられれば、体調と気分が良いときに、ふと行ってお茶を飲む気になるときもあります。こうして、少しずつ交流し、知り合い、安心できる知人が増えて行くのです。また、集いの場で、感動し、心の中に、明るい風が吹いて、前を向いていきる力が沸いてきます。交流や集いのない仮設住宅では孤独死の方も増えているような気がします。ぜひ、沢山の素敵な集いを開催することが大切です。」
 「おとつむぎネット」の四回目の被災地公演を終えて、ますます、心の支援の大切さを実感しています。被災地から、これからもよろしくお願いしたいという声を沢山いただいております。ぜひ、その期待に応えたいと思っております。と同時に私たちは、プロの演奏家です。こちらでの公演は不況と震災によって大きな打撃を受けており、仕事が成り立っていないのも現状です。地元愛知・岐阜の多くの方々のご協力や募金で、わたしたち「おとつむぎネット」公演と写真展は、成り立っております。
 これからも、多くの皆様のご協力をいただきながら、ぜひ、次回の「おとつむぎネット」被災地公演を実現させたいと思っております。あさかSA.jpg10.15福島県安積SAにて安積SA.jpg放射能を測定している方がおりました。駐車場は、0.6マイクロシーベルトだったそうです。以前に比べて、どのSAも、被災地支援自動車が少なくなりました。安積測定2.jpg安積SAの林では1.5マイクロシーベルトでした。測定者は「たいしたことない。」といわれたそうです。

愛知・岐阜での報告公演・石田音人コンサート予定
11312時名古屋市中村区鴨付け町福祉施設「べにしだの家」の「べにしだ祭り」
1161230分清須市民センター(清洲城すぐ南)「清須食育祭り 石田音人胡弓コンサート」
1111日 11時岐阜県可児市広見が丘公民館
1119日自然食レストラン空色勾玉 yellow soul ライブのゲスト出演
名古屋市
中区新栄3-16-21. 電話番号, 052-251-6949
12月10日名古屋市北区楠「人生夢空間」
2012年1月14日13:30南区生涯学習センター 石田音人講演・演奏

2011.10.3.椰子の実の板クーチョー完成詳細は椰子殻胴板クーチョー製作ギャラリーをご覧下さい。椰子殻胴板クーチョー製作ギャラリー

横長 完成全体横から.jpg6年前に、椰子の殻をアジア雑貨で購入。昔、沖縄胡弓クーチョーの胴体が椰子の実で作られていたという伝説の通り、椰子殻の胴のクーチョーを作ろうと思っていました。

完成やしのみの胴.jpgところが、その時点では、完成の道のりを見出すことができませんでした。イメージを膨らませ、新しいアイデアも生かしながら製作する技術の習得、素材の確保・加工道具の確保するのに6年の歳月を費やしました。玲琴、雛胡弓、板胡弓、など十台ほどの胡弓を製作するなかで、ようやく、椰子の実の板クーチョーを完成にこぎつけました。

横長 完成正面.jpgといっても、今回、どうしても、大胡弓の音域を持つ板クーチョーとして、新しいクーチョーの可能性を試したいという思いがあり、従来のクーチョーよりも大きいサイズの楽器を完成させました。クーチョーを含め胡弓の課題として、大衆的なレパートリーとソロ演奏できる必要があると考えていました。そのためには、2オクターブ半以上の音域と、C調、D調、F調、G調、A調、Bb調をカバーできる調弦であるA,D,Gの調弦を取り入れることをが望ましいと考えました。このアイデアは、実際に、これまでの胡弓設計・製作の中で、実現可能であるとわかってきたアイデアです。弦長52センチのクーチョーとして完成させることができました。この長さは、三線の棹を利用することができる長さです。三線の棹に黒檀の指板を張り付け、曲面仕上げを行いました。

2011.9.24.防災フェスタ2011inテレビ塔

秋晴れのもと、開催された防災フェスタに出演。
 加藤たかまささんとのジョイント、「いのちを見つめてver2」などを演奏させていただきました。加藤たかまさ.jpg胡弓ソロ.jpg命を見つめて.jpg

9.19そぶえ自然村で、胡弓コンサートを開催していただきました。

木曽川のそぶえ砂丘丘陵地に、そぶえ自然村があります。松林と砂丘が広がり、その向うには木曽川の悠々とした流れ、そして彼方に養老山脈と関が原を望みます。
そぶえ自然村2.jpgそぶえ自然村板胡弓.jpg素麺の箱の板胡弓の初披露です。なかなか豊かで大きい音がしました。みんな驚きです。

2011.9.23NHKほっとイブニング「ふるさと探検」で、9月11日の東海豪雨11年・東
日本大震災半年の集いが紹介されました。

2011.9.16板胡弓Ver.4製作全体表2.jpg素麺の桐箱を利用しての板胡弓です。以前、竹の棹の一弦の板胡弓を作成しましたが、今回、手間と時間をかけて本格的な板胡弓を作りました。

 板胡弓は、4台目となります。遊び心で、素麺の桐箱を利用しての作成は2台目です。今回、玲琴の製作と同様に、三味線の棹を短く加工、黒檀の指板を、曲面仕上げして棹に張り、胴体の表裏も、淵に向かって薄くして、力木・魂柱を入れ、本格的に手間と時間をかけて完成させました。さすがに、良い音がします。

板胡弓全体表.jpg板胡弓全体斜め.jpg板胡弓全体横.jpg板胡弓全体裏.jpg胴体表2.jpg胴体裏2.jpg天神・上駒.jpg棹下.jpg胴体上から.jpgテールピース表.jpgテールピース裏.jpg中子先ジョイント.jpg棹の下の部分のジョイント加工表板の加工.jpg魂柱.jpg魂柱を入れました。魂の柱と駒の位置関係で、倍音が絶妙なバランスで増え、魅力的な音になりますが、弦の張力や高さにより、影響を受け、その都度調整が必要です。

2011.9.11「東海豪雨11年・東日本大震災半年のつどい」ご参加・ご協力ありがとうございました。大和公民館水位.jpg清須市西枇杷島町大和町コミュニテイセンターは、2000.9.12の東海豪雨で2メートル近くの浸水地域です。写真の青い部分まで浸水しました。ちょうど、石田音人の看板を貼り付けた柱の裏側の壁が、今でも崩れていました。大和公民館1.jpg愛知県内の東日本大震災被災避難者の支援の取り組みを、滝川裕康様に講演していただきました。戸水純江様からは、東海豪雨当時のお話をしていただきました。ありがとうございました。東海テレビ・名古屋テレビ・NHKテレビの取材がありました。

大和写真.jpg午前中から、100枚を越える東海豪雨の写真パネルを作成・準備しました。新川町の藤掛様・大和町の村田様、ご協力ありがとうございました。東海豪雨関係100枚以上、東日本大震災被災地支援関係200枚以上の写真を、大和町コミュニテイセンターに展示させていただきました。2011あしはら公園.jpg17時からのあしはら公園のつどいでは、水仙の移植と100本以上の竹蝋燭に点灯し、東海豪雨・東日本大震災犠牲者の追悼をさせていただきました。

2011竹とうろう.jpg東海豪雨の水仙を、植え広げておられる山田則子様とともに、あしはら公園に新たに水仙を植えました。東日本大震災被災地の石巻総合体育館前k里埋葬所、大川小学校三角地帯、雄勝病院に移植させていただき、七ヶ浜町にも水仙をお届けしました。今回、水仙の看板を3個作成し、移植場所に設置させていただきました。2011.911竹灯篭.jpg東海豪雨の9.11、東日本大震災の3.11の数字の形に竹灯篭を並べ、追悼・復興の願いをこめて、点灯・黙祷させていただきました。


「おとつむぎネット」・胡弓演奏家 石田音人 演奏・胡弓製作・胡弓教室「胡弓つむぎの会」の軌跡

2011.9.11東海豪雨11年・東日本大震災半年の集いに、ぜひ、ご参加下さい2011チラシ.jpg今年は、東日本大震災の追悼を、ぜひ行いと考え、東海豪雨で町の半数以上の家屋が被災した新川町の竹を素材に、100余りの竹灯篭を作成、皆様の手によって点灯していただき、祈りを捧げたいと思っております。

2011.8.14名古屋市公会堂「愛知平和のための戦争展20周年企画」のメインゲストで胡弓演奏浜盛重則さんと共演.jpg三線・歌浜盛重則さんと胡弓で共演「沖縄の歌に胡弓はあいますね。」浜盛談胡弓.jpg胡弓で被災地支援時の曲を演奏弓笛.jpg弓笛演奏

青い空は.jpgフィナーレは「青い空は」を会場の皆様と大合唱

2011.8.11から8.15名古屋市公会堂の一階と4階で、東日本大震災被災地支援写真展に出展(石田音人、花井知之、東畑賢治、こやまきよし撮影)展示4.jpg若者も、熱心見ていただきました・

展示2.jpgタイトルをつけていただきました展示3.jpg4階の広い展示室には、多くのコーナーに充実した資料が展示されており、多くの参加者が熱心に見ておられました。沖縄戦新聞復刻版.jpg沖縄戦当時の新聞の復興版現時点で、愛知県内で、収集できる最も多くの戦争に関する資料が展示されておりました。
満州事変、沖縄戦、戦時の東南海地震、名古屋空襲の被災者名簿、イランイラク戦争のウラン爆弾の放射能・ベトナム枯葉剤影響、広島・長崎の原爆、朝鮮からの強制連行・・・多くのコーナーに写真・資料が展示され、命の尊さを伝える非常に貴重な平和のための戦争展でした。

2011.8.5静岡県焼津市浜通りあかり展会場まぐろ・かつお佃煮老舗「ぬかや斎藤商店」にて、胡弓演奏・写真展を開催していただきました。焼津浜通りあかり展4.jpg焼津浜通りあかり展1.jpg東日本大震災の写真を見ていただきました。焼津浜通りあかり展2.jpg

2011.7月、胡弓製作教室で、大胡弓の棹の仕上げを行いました。

胡弓製作教室2.jpg胡弓製作教室3.jpg胡弓製作教室1.jpg
上質の紅木の棹に黒檀の指板を張り、曲面上に仕上げる作業です。日本伝統楽器胡弓は、棹の面が平らになっています。駒は曲線になっているのもかかわらず、上駒と棹が平らになっているので、格弦の音のバランスに難点が生じます。駒の曲線、棹、上駒、根尾のそれぞれの、弦を置く面が同じような曲面になる方が、弦どうしのバランスがとれ、楽器全体に共鳴し、深い音色が響きます。
 棹の面の加工は、繊細でわずかな凹みがあると、ピッチと鳴りに大きな影響がでます。
ベルトサンダーで、加工した後、弦を張り、微調整を行います。

2011.7.31小牧市スパガーラにて胡弓・シンセ・打楽器共演

スパガーラ.jpg小牧市の温泉・保養総合施設スパガーラのメインステージで胡弓と打楽器・シンセサイザー(石原奈緒美)のコラボコンサートを行いました。多くの広い温泉とレストラン、休息ルーム、アロママッサージ施設をもつスパガーラのメインステージでの演奏は、お客様もリラックスされ、ゆったりとお聞きいただき、最後にアンコールの声もかかる盛り上がりでした。

2011.7.30名古屋市長楽寺動物霊園長楽寺動物盂蘭盆会
 石田音人胡弓演奏会・東日本大震災被災地写真展

江戸時代より動物供養の伝統のある長楽寺の動物盂蘭盆会で、胡弓の演奏会・東日本大震災の写真展を開催していただきました。長楽寺は、大震災の被災した動物供養をされておられます。長楽寺6.jpg長楽寺客殿前にて胡弓演奏と写真展を開催長楽寺8.jpg長楽寺写真展.jpg長楽寺1.jpg

2011.7.18名古屋市本山生協会館「東日本大震災被災地支援結コンサート」ご協力ありがとうございました。
 被災地演奏支援協力募金(94,000の募金が集まりました)は、被災地での支援公演事業に活用させていただきます。現在10月中旬の被災地公演にむけて準備を進めています。本山3.jpg青い空 歌・ギター加藤たかまさ、胡弓石田音人、tリコーダー井上馨

本山.jpg胡弓・被災地支援スライド報告・

本山4.jpgおこんじょうるり。朗読いのこふくよ・義太夫三味線石田音人

東日本大震災被災地演奏支援「おとつむぎネット」写真展 

   ・名古屋北区楠地区会館7月30日 まで写真パネル展示
 ・名古屋市北区上飯田南町2 8月中旬まで、喫茶伊那谷  写真集閲覧可能
   喫茶伊那谷では、東日本大震災被災地支援演奏の募金のご協力いただいております。心より感謝申しあげます。
コンサート・写真展
  8月5日焼津市焼津商店街あかり点 胡弓ミニコンサート・写真展
  8月14日pm1時より名古屋市公会堂  

 あいち・平和のための戦争展20周年特別企画(事務局代表:愛知県平和委員会)

     この企画の中で、石田音人コンサート・写真展も行われます。参加量1000円
         TEL:052-931-0070
FAX:052-933-3249
  8月25日午前10時30分 可児市広見が丘第一集会所 

東日本大震災被災地演奏支援「おとつむぎネットⅢ」報告

 ご協力ありがとうございました。

  東海豪雨を語り継ぐ会・ふれ愛名古屋・喫茶伊那谷・戸水純江様・石田美也子様・洛北青年合唱団ニ期研究生有志・喫茶ピサロ様・石田流華道会次期家元石田巳賀様・ユーカリいのっ子朗読の会・徳水博志雄勝小学校教諭・レスキュストックヤード・七ヶ浜社会福祉協議会・七ヶ浜ボランテイアセンター・宮城県立こども病院奈良医師

 演奏者・スタッフ  団長・胡弓演奏家石田音人
            朗読・演出家 いのこふくよ
            シガーソングライター 加藤たかまさ
            スタッフ・歌・三線演奏 小澤恵里
            スタッフ・歌・看板イラスト 菅沼あずみ
            写真撮影        東畑賢治

おとつむぎネット活動場所.jpg「おとつむぎネット」支援演奏、献花、追悼地域

名取市(7月9日献花・黙祷)

名取インター.jpg7月8日夜9時、名古屋市のウィル愛知を出発、9日早朝8時宮城県名取インターを出ました。インターを出るとすぐ左手に、津波で流された舟が横たわっていました。ゆりあげ4.jpg名取市は、千名を越える津波の犠牲者の地区です。名取川名取川河口に近いゆりあげ地区は、ほとんどの建物が流されました。今回の
演奏支援のプロジェクトの内容をお話し、この地区への通行許可をいただき、献花・黙祷をさせていただきました。ゆりあげ漁港付近は、多くの建物が失われ、撤去が進んでいました。漁港の建物は、コンクリートの枠がのこされているままです。
ゆりあげ5.jpgゆりあげ地区の日和山で、献花・黙祷させていただきました。献花は、名古屋の石田流華道会次期家元石田巳賀様にご提供していただきました。ありがとうございました。犠牲者を追悼する碑には「いつも一緒」としるされていました。ご冥福をお祈りいたします。ゆりあげ3.jpgゆりあげ日和山.jpgゆりあげ地区日和山.jpgゆりあげ2.jpg

7月9日(仙台市若林区荒浜地区)荒浜小体育館8.jpg荒浜小トラクター.jpg荒浜小献花.jpg荒浜小体育館4.jpg荒浜小体育館7.jpg津波によって大きな被害を受けた、仙台市。この若林区荒浜地区は校舎の二階に達する津波に襲われました。校庭には、被災地し大きく損傷したトラクターが並べられ、この地域が豊かな田園地域であったことを物語っています。荒浜小学校の片隅で、献花・黙祷をさせていただきました。

宮城県立こども病院(7月9日)

こども病院.jpgなら先生.jpg7月9日午後、宮城仙台ICの近くの宮城県立こども病院で、演奏させていただきました。旅の音楽家丸山祐一郎氏紹介していただいたこども病院の奈良医師が、今回の演奏会をコーデイネートしてくださいました。
 奈良医師は、インドの民族楽器サーランギの名手で、休日は東日本大震災被災地の避難所で演奏支援を行っておられます。私たちは、各フロアーで、演奏させていただきました。親子が、耳を澄まして、楽器の音色を聞いていました。

七ヶ浜(7月10日)

七ヶ浜火力発電所付近.jpg七ヶ浜海岸1.jpg海岸に近い町は、津波の傷跡がそのまま残っていました。七ヶ浜アルバム回収.jpg津波で流された家・自動車・家具・網などの中にアルバムをみつけました。これを拾い出し、七ヶ浜のボランテイアセンターに届けました。この作業中「ただいま津波注意報が発令しています。海岸におられる方々は至急高台へ避難してください。」という放送が流れました。宮城県沖で、マグニチュード7.1の地震でした。至急高台へ避難しました。

七ヶ浜湊浜町営住宅跡地仮設住宅集会所にて演奏七ヶ浜湊浜3.jpg
七ヶ浜湊浜5.jpg七ヶ浜湊浜4.jpg七ヶ浜国際村3.jpg七ヶ浜湊浜6.jpg

はじめはいのこふくよさんの紙芝居「はじめまして」です。熱演に、親子が瞳を輝かせていました。二番手は加藤たかまささん。そして小澤恵里さんが、「童神」を歌と
三線で披露、石田音人が胡弓で入りました。最後は「おこんじょうるり」をいのこさんと音人で演じました。

七ヶ浜国際村第二駐車場仮設住宅集会所
七ヶ浜国際村1.jpg七ヶ浜国際村2.jpg

菅沼あずみさんは、加藤たかまささんと会場と一緒になって「アイアイ」を歌いました。

七ヶ浜ボランテイアきずな館前芝生広場
七ヶ浜レスキュースタッフ.jpg七ヶ浜広場4.jpg七ヶ浜広場2.jpg七ヶ浜広場3.jpg七ヶ浜広場.jpg

この日、宮城県は35度を越える猛暑と夕立と地震に見舞われましたが、七ヶ浜ボランテイアきずな館前の芝生広場での野外ステージ開始時は、晴天となり、最高の野外ライブ
となりました。

7月11日石巻市

石巻市日和山.jpg石巻市日和山1.jpg
7月11日早朝、石巻市日和山公園にて。多大な被害を受けた石巻市の港と市街地を望みます。
石巻市2.jpg石巻市3.jpg石巻市4.jpg石巻市5.jpg旧北上川沿いには、流された舟が残っていました。
門脇小1.jpg門脇小2.jpg日和山麓の門脇小学校で、七夕飾りを添えて、ご冥福をお祈りしました。

北上大橋の一部.jpg河北地区から北上川を河口に向かって走ります。石巻市立橋浦小学校は、大川小学校の対岸の山の麓にあります。北上大橋の巨大な鉄橋が津波でもぎ取られ折れ曲がり、川岸に打ち上げられていました。

学校公演・・優しく暖かい先生方に囲まれて、辛く悲しいできごとを体験したこどもたちは、明日に向かって元気に歩んでいました。力いっぱい手拍子して、歌ってくれてありがとう。橋浦小5.jpg橋浦小4.jpg橋浦小学校・相川小学校・吉浜小学校

相川小学校・吉浜小学校は、北上川の河口の海岸付近の学校です。3月11日、津波は校舎の三階まで襲い、町のすべてを呑み込んでしまいました。雄勝小学校は、港からの津波が21メートルにも達して、校舎の屋上の遥か上まで呑み込んで行きました。全児童が,避難した直後のことでした。

雄勝小学校

雄勝小7.jpg雄勝小6.jpg雄勝小と観光バス.jpg7月11日の雄勝小学校は、津波直後のままでした。

二俣小学校

二俣小学校5.jpg二俣小3.jpg大川小学校児童をはじめ近郊から、避難してきた児童もみんなと学んでいます。「ビリーブ」「トトロのさんぽ」力いっぱい歌いました。

石田音人胡弓教室「胡弓つむぎの会」会員三谷雅城様

 とよはし音楽祭グランプリ受賞おめでとう

image005.jpg長年、大胡弓と胡弓を学んできた三谷雅城様が本年度、とよはし音楽祭に胡弓のオリジナル曲で参加、見事グランプリを受賞しました。本当におめでとう!!記事下から二番目の欄の中央で胡弓を演奏している写真が、三谷様です。三谷様.jpg

2011.6.25(土)PM3:00「東日本大震災支援ほんのりミニミニコンサートin古川美術館

直前の設定20110624071054.bmp

2011.7.9~7.11「おとつむぎネット」Ⅲ宮城公演プログラム

7.9.11宮城コンサート.bmp

2011.7.18.東日本大震災被災地支援・報告「結コンサート」

紬コンサート7.18.bmp

「おとつむぎネット」プロジェクトⅢ7月8日〜12日

直前の設定20110608085218.bmp

image001.jpgimage002.jpgimage003.jpg

「おとつむぎネット」プロジェクトⅡ
5月15日石巻市雄勝地区・16日宮城郡七ヶ浜地区演奏支援プロジェクト報告

石巻市雄勝地区、宮城郡七ヶ地区演奏支援プロジェクト(おとつむぎネット
)
image004.jpg

5月14日名古屋市西区上小田井駅集合。左から、井上馨様(ジャンべ・リコーダー演奏、NPOひょうたんカフェ【障がい者支援】)丹羽達也(福祉支援スタッフ・NPOなっとわあく春日井【障がい児童デイサービス】)、こやまきよし様(チャランゴ演奏・カメラマン【旅の托鉢者】)、石田音人(プロジェクト団長・胡弓演奏家・「おとつむぎネット」副代表」),鈴木由夫様(プロジェクト統括・福祉支援スタッフ代表NPOふれ愛名古屋代表【重度障がい時デイサービス】・「おとつむぎネット」代表)、花井知之様(カメラマン・StudioGuild)以上のメンバーです。(写真撮影花井知之)

image005.jpg石巻市雄勝地区の慰問演奏をコーデイネートして下さった徳水博志雄様(雄勝小学校教師)心の支援を」
石田音人の28年前の京都洛北青年合唱団2期研究生の友人です。今回の大震災での大きな被災をされ、大変な日々の中で、「現地は、今、心の支援が必要な時。もし、演奏支援こられるなら、僕が避難所の担当の方と話をするよ。」と今回の演奏プロジェクトために全面的なご協力をいただきました。心より感謝申し上げます。
(写真撮影 花井知之)

image007.jpg宮城郡七ヶ浜では、東海豪雨の被災地支援以後、新潟中越沖地震被災地、兵庫県佐用町水害被災地、岡崎豪雨被災地支援など、多くの協力関係にあったレスキューストックヤードが現地の「ボランテイアきずな館」の管理運営を委託され、七ヶ浜地区の被災支援の尽力されておりました。写真左より浦野レスキューストックヤード理事様、と演奏のコーデイネートをしてくださいました石井様です。浦野様は「被災地では、みな気丈に振舞っていますが。心の支援はとても大事です。」と石井様ともども今回の演奏支援にご協力いただきました。ありがとうございました。

image008.jpg5月15日 夜が明ける頃、仙台市に入り、5::30 石巻河北ICをでました。コンビにで、朝食・お茶を調達、、北上川の堤防を、下ります。やがて、岸辺には巨木が根こそぎ流され、小船が打ち上げられた光景が広がり、堤防を越えた津波が家々を破壊した痕跡が広がり、北上川の真ん中にに鉄製の巨大な橋の残骸がありました。河口から5キロの場所に北上大橋があります。大きな橋の、強靭な鉄の橋がもぎ取られていました。ここで、右折して釜谷トンネルを抜けると雄勝地区、交差点すぐ先には。大川小学校があります。image009.jpg

image010.jpgimage011.jpgimage012.jpgimage014.jpgimage015.jpg大川小学校では、73名の児童と10名の先生の尊い命が犠牲になりました。美しい校舎と多くの命を津波が呑み込みました。子どもへの愛する思いが、こいのぼりや添えてあるミッキーのぬいぐるみに溢れています。ご冥福を祈り黙祷と献花をさせていただきました。
 写真撮影こやまきよし
写真撮影 花井知之

image017.jpgimage019.jpgimage020.jpg北上川を遡った津波は、釜谷峠の入り口まで自動車や建物を呑み込んで到達していました。やがて釜谷トンネルと抜けて峠を下ると、雄勝港からの津波が雄勝地区の高台まで達した痕跡がありました。徳水先生が「(標高)40メートルまで駆け上った。」と言っておりました。雄勝の町は壊滅でした。

image022.jpg雄勝小学校の校舎屋上を津波が越えました。被災当時の雄勝小学校の避難状況を徳水先生からうかがいました。大きな揺れの直後、大津波警報。雄勝小学校の先生方は、20メートルの津波が到達するまで15分の間に、学校裏の山に全員を避難誘導させました。直後、バリバリというものすごい響きとうねった波が、土煙をあげて家々を呑み込んでいったそうです。この世のものと思えない光景を後ろに見て、すさまじい音が響く中、児童を必死に誘導したそうです。


image023.jpg山を登り、山中の旧焼却場跡地に子どもたちと雄勝の住民が避難されたそうです。
 未明から、雪。冷えた子どもたちを暖めるために、外で焚き火をしました。写真は雄勝小学校児童と先生が避難した裏山への経路です。焼却場跡地内の水を、皆で分け合いながら、数日しのぎましたが、水も底をつきました。地域の事情を良く知っておられる住民が沢の水を汲んできて、力をあわせて、寒さと渇きをしのいだそうです。

image024.jpgimage026.jpgimage027.jpg雄勝小学校の隣に、国の無形文化財「雄勝法印神楽」奉納神社の一つ新山神社があります。高台の上にの神社が跡形もなく津波に呑み込まれていました。

付近には奉納御輿と太鼓がありました。(雄勝法印神楽の被災支援基金に今回のプロジェクトから募金をさせていただきました。)

image028.jpgimage030.jpgimage032.jpg雄勝病院は、鉄筋コンクリートの3階建ての立派な建物で、雄勝の町の医療の拠点でした。津波で、40名の患者(出入り業者含む)全員と看護婦・医師の9割に当たる22名が犠牲になりました。津波が襲ったとき、3階に避難しましたが、それを越える高さの津波が襲い、患者を屋上に避難させようとしました。しかし、津波は3階の病院の屋上を越えて、病院をすべて呑み込んでいきました。「津波は、屋上まで呑み込み、海側から雄勝病院を見ていた方が、病院から(引き波が)滝のように落ちてきた、と話されたそうです。」(徳水先生談) 海の崩れた防波堤の目前に、雄勝病院あります。雄勝支所から250メートルほどの場所です。3階の窓も破れています。すぐ裏は山を切り開いきコンクリートで固めて合ったように見えました。病院の駐車場には、地震当日に勤務された職員・訪れた患者の皆様の自動車が泥をかぶったままの状態で置かれていました。
病院入り口で献花とご冥福を祈り、黙祷と水仙の移植をさせていただきました。

image034.jpgimage035.jpg8:30 雄勝支所 徳水先生と合流。
 雄勝支所は災害本部が置かれていました。被災当日、津波は支所の3回屋上を超え、一部4階の上に達し、その上の鉄塔に登って助かった職員がおられたそうです。東海豪雨被災地からの寄せ書きと、東日本大震災被災地支援チャリテイコンサートin西枇実行委員会から雄勝の学校関係のへの義援金5万円をお渡ししました。この日の、慰問・支援演奏は徳水先生の事前からのコーデイネートのおかげです。ポスターも雄勝災害対策本部の窓に掲示されておりました。

image037.jpg10:00~11:00 名振コミュニテイセンター慰問演奏。名振地区は小さな漁港です。漁船は、路上に打ち上げられたままで、瓦礫は、自動車一台分だけ除去され、重機はまだ入っていないようでした。震災当日、協力して高台の保育園へ、さらに高台の名振コミュニテイセンターへ避難され、全員無事だったのことです。しかし、雄勝病院で、治療中の名振地区の方や、港の船の中におられた方が犠牲になられたそうです。image036.jpg
前日に電気が復旧したそうです。胡弓のソロで涙そうそう、津軽三味線で地元の民謡「斎太郎節」などを演奏し、後半で、「故郷」「見上げてごらん夜の星を」を一緒に合掌しながら胡弓を演奏しました。多くの方々が泣いておられます。傍らで、徳水夫妻も聞いておられました。「お昼をご一緒に」と名振の避難所の方が声をかけて下さいました。徳水利枝様が、手作りのおにぎりといなり寿司、郷土料理のみそのシソ巻きでもてなしてくださいました。プロジェクトメンバーへのあたたかいおもてなし、ありがとうございました。

image038.jpgimage039.jpg午後は雄勝の半島の先端の丘にある大須小学校避難所での慰問演奏です。途中の高台で、美しい海と半島を一望できる場所にご案内いただきました。雄勝の港は、養殖のホタテ・牡蠣のいかだや網で覆われています。image040.jpg津波は、それらをすべて奪い、静かな波頭とぽつんと浮かぶ家の屋根がありました。がけ下にも家の屋根が浮かんでいました。

image041.jpg13:00~14:00大須小学校慰問演奏。その後、この日の最後の慰問演奏場所、河北総合センター(ビッグバン)に移動しました。雄勝地区から15キロ、大川小学校から10キロほどの距離です。雄勝地区・大川小学校地区・河北地区など広い地域から多くの方々が避難生活をされておられます。 「徳水先生!」避難所の子どもたちが、うれしそうに声をかけ、取り囲みます。ここでも、徳水先生は慕われておられます。
「 明るく優しくいこう!」と心に決め、「長い間、本当にお疲れ様でした。お疲れの体と心を、ゆっくりお休み下さい。ほんのささやかな心の癒しにしていただけること願って演奏させていただきます」演奏スタートです。

image043.jpg20:00~松島町でキャンプ(写真撮影 花井知之)


image044.jpg16日 10:00  仙台市鶴が丘の障がい者支援施設「コスモスクラブ」へ、NPOふれ愛名古屋が、よびかけて集められた絵本などの物資を手渡しました。(写真撮影 花井知之)、コスモスクラブの皆様は、私たちをあたたかく迎えてくださいました。ありがとうございました。

image045.jpgimage046.jpg12:00 宮城郡七ヶ浜ボランテイアきずな館到着。七ヶ浜のボランテイアセンターの拠点として3週間ほど前に設立され、管理運営をレスキューストックヤードが委託され、運営しております。 名古屋から「足湯」「浜の清掃」などにお見えになっているボランテイアの皆様と一緒に昼食をいただきました。仮設住宅が急ピッチで建設されています。

image048.jpgimage050.jpgimage052.jpgimage053.jpgimage055.jpg七ヶ浜町の海岸地帯は、津波によって大きな被害を受けており、地震の揺れによる建物の被害もありました。
レスキューストックヤードの石井様が、七ヶ浜の演奏支援コーデイネートをして下さいました。七ヶ浜中央公民館・国際村の両施設では、200名の方々が生活されておられます。広いロビーでの演奏でしたが、50~60名の方々が聞きにお出でになりました。目頭を熱くされ、涙を拭いながらの故郷合唱で締めくくりました。image056.jpg
(写真撮影こやまきよし)
image057.jpgimage060.jpgリコーダー井上馨,チャランゴ弾き語りこやまきよし 写真撮影 花井知之)午後2時から3時七ヶ浜中央公民館での演奏。image059.jpg午後5時30分から6時 国際村での演奏。16日午後6時30分、今回の演奏支援プロジェクトをすべて終了し、すぐ名古屋へと向かいました。17日午前5時30分予定と通り、名古屋に到着しました。

雄勝地区の徳水博志様・利枝様、七ヶ浜地区の石井様・浦野様(レスキューストックヤード)、現地でのコーデイネートなど多大なご協力ありがとうございました。
 東日本大震災被災地支援チャリテイコンサートin西枇実行委員会、東海豪雨を語り継ぐ会、NPOふれ愛名古屋、東日本大震災被災地支援チャリテイコンサートinYAMADA実行委員会有志、洛北青年合唱団2期研究生有志、佐藤産業、名古屋能楽堂スタッフ有志の皆様、ご協力ありがとうございました。

5月14日石巻市雄勝地区・宮城郡七ヶ浜地区演奏支援に出発します。(石巻雄勝地区・宮城郡七ヶ浜地区支援演奏プロジェクト)
団長・ 石田音人(胡弓・三味線演奏家)  統括責任者 鈴木由夫(NPOふれ愛名古屋理事長) 打楽器・リコーダー演奏 井上馨(NPOひょうたんカフェ)  カメラマン・チャランゴ演奏 こやまきよし(旅の托鉢人) カメラマン 花井知之(studio guild) 福祉関係スタッフ丹羽達也(NPOなっとわあく春日井)様 

このプロジェクトは、「東日本大震災被災地支援チャリテイコンサートin西枇」、NPOふれ愛名古屋、音人ボーダレスサウンドクリエイト、洛北青年合唱団二期研究生有志、東海豪雨を語り継ぐ会、名古屋能楽堂スタッフ有志、佐藤産業、喫茶「伊那谷」、「東日本大震災被災地支援チャリテイコンサートinYamada」実行委員会有志、戸水澄江様、山田則子様の協賛をいただいております。

2011.4.23.東日本大震災被災地支援チャリテイ演奏会in西枇 ご参加・ご協力ありがとうございました。image061.jpg

image062.jpgimage064.jpg寄せ書き・写真パネル・募金箱
11年前の9月11日・12日の東海豪雨で大きな被害を受け、長年復興の努力を重ねてこられた地元の皆様が、今回の東日本大震災被災地の皆様へ、復興への願いを心を込めて、寄せ書きに綴られました。当時、全国からボランテイア支援駆けつけてくださった多くの方々への感謝の気持ちを込めて、東日本大震災支援に取り組んでいます。

出演者の皆様

image065.jpg野のゆりコーラス様
image067.jpg独唱 高岡美千代様
image068.jpgハーモニカ独奏 小平隆雄様 
image070.jpgギター 歌 長谷川パンダ様
image071.jpgスライドで被災地での献花・ご焼香・追悼演奏紹介 石田音人
image073.jpgクールデメールの皆様と「水仙」「故郷」合唱

image075.jpg2011.4.17.東日本大震災被災地支援チャリテイ演奏会in YAMADAご参加・ご協力ありがとうございました。

image076.jpg2000年9月12日、前日からの豪雨により、この地域の新川堤防が決壊し、多くの家屋が浸水、復興の長い道のりに努められてきました。その被災地区である山田学区の各自治会、山田支所、女性会を始め、多くの皆様に、今回の支援チャリテイコンサートのご協力をいただきました。

image077.jpg東日本大震災被災地の復興を願い会場とともに「故郷」を合唱しました。
image079.jpg準備される実行委員会の皆様
image081.jpg独唱 森裕裕加里 様 
image082.jpgピアノ連弾 fleuri 伊東・山本様
image083.jpg星太鼓
image084.jpg平田子供太鼓
image085.jpg民謡 津田洋子様
image087.jpgフラダンス 近藤しげ美様
image089.jpg木村勇介(GANA)様と有志
image090.jpg中小田井火消し太鼓
image091.jpg石田音人&伊藤卓哉

2011.4.10.東日本大震災被災者支援アーテイストチェーンに出演、4/6・7の被災地石巻の写真パネルも街頭展示させていただきました。招き猫大須-0112.jpg

2011.4.10.PM1:00東日本大震災被災者支援のためのチャリティーイベント《アーティストチェーン in 大須 vol.1》出演者として、スタッフとして、観客として、皆様の参加をお待ちしています。

時:2011年4月10日(日)PM1~5
場所:大須まねき猫(ふれあい広場)

出演者、出演グループ(おおよその出演順)
山口晃司(津軽三味線)
西川千雅(日本舞踊)+和太鼓チームのパレード
沖牟田安(和太鼓)
こかチちかこ(ダンスパフォーマンス)+大橋淑恵(ヴァイオリン)+藤田桂子
(歌)+棚機津女(美術)
クロノズ(ダンスパフォーマンス)
石田音人(胡弓)
榊原洋子(ジャズボーカル)
たなかつとむ(民俗楽団チャンチキ)
石井廣隆(カット)+小木曽浩美(メイク)
西川千雅+ALL

「おとつむぎネット」被災地支援演奏プロジェクトⅠ2011.4/6.7仙台・石巻よりDSCN2505.JPG石巻市旧北上川中瀬4/6.7仙台・石巻より

石巻市はお亡くなりになった方・行方不明者五千人を超える大きな被害を受けた町です。DSCN0641.JPG

 日和山の石巻総合体育館では、昨日24名の亡くなられた方が安置されておられました。しばらく前は、300名の方々が安置されておりました。

 東海豪雨・伊勢湾台風の被災地の一人として献花とご焼香をさせていただきました。静かな体育館に残された24名の棺に、深い悲しみの涙がとまりませんでした。

 総合体育館前の敷地に、お亡くなりになった150名を超える方々が、仮埋葬されております。

 悲しみの中、追悼の胡弓演奏をさせていただきました。DSCN0005-1.JPG

 お母様が亡くなられたご遺族の男性が、「・・番の前で、演奏してあげてください。」といわれ、お母様のご冥福を願い「故郷」を演奏させていただきました。

 「心に染みました」とお礼を言われた方は、「埋葬は2年間といわれるけど、早く火葬にしてあげたい、二年後には、この町で暮しているかわからないから。・・」と話されました。

 総合体育館の職員の方のはからいで、仮埋葬の近隣に東海豪雨で住民を励ました水仙の花と球根を6株植えさせていただきました。

DSCN2334.JPG

 その日和山(高さは50メートルほど)の丘陵8日和ヶ丘)の向こうが、南に600メートル、東西は数キロに続く町並みのすべてが流され石油で燃え尽きた一帯です。

 門脇小学校は、日和が丘のすぐ麓です。校舎の3階の天井までが、焼け落ち、運動場は鉄鋼つとスクラップとなってうずたかく積まれた車、重機が入って道を作った後には、ガラス・陶器・金属の破片が散らばり、金属のこげた臭いが漂っていました。

 正門付近の、瓦礫にたたずむ母娘がおられ「兄がここに住んでいて、いまだに行方がわかりません。いくつか避難所を回ったのですが・・・・無事でいてくれるといいのですが・・・」と兄の家の敷地で、思い出の品々や手がかりを探されておられました。

 「がんばってください。・・」としか声をかけれませんでした。

 体育館の職員の方「友人・知人が亡くなりました。この町では、誰もが、そうです。・・」と話されました。

 バスで一緒になった石巻の中央三付近の歯科医の方は、震災直後、患者の方とスタッフを至急帰した直後、津波が二階間際まで襲い、スタッフの3人の命が奪われました。・・・・今、たまっていた疲れがピークです・・」と話されました。

 町は、ボランテイアを含めて復旧に努めています。

 真っ黒なヘドロを掻き出し、重機で道を広げています。

以下、石巻ボランテイアセンターの情報を引用させていただきます。

「 全国のボランテイアの受付も始まりました。仙台駅では、4月11日まで、下記のように、直行バスで、石巻までボランテイア支援に出発しています。


石巻市災害ボランティアセンターではガソリン供給不足を考慮し、当面の間、仙台駅東口~石巻専修大学間の無料シャトルバスを運行します。
 ご協力いただける方は、日帰りボランティアとして指定乗車場所に集合してください。東北福祉大学ボランティアセンターの協力により先着80名に整理券を配布し乗車人員を整理させていただきます。
①期間 3月29日(火)~ 1週間程度
②乗車場所 仙台駅東口(TBCハウジングステーション前)
③運行 仙台午前7時45分発→石巻午前9時15分着 石巻午後6時発→仙台午後7時30分着
④活動 主に家屋の清掃、ドロ出し、避難所支援など
⑤準備物 長靴、カッパ、ゴム手袋、昼食、飲み物など(スコップ、バケツ、一輪車などの資材はこちらで準備します)
問合せ電話 0225-23-6011(6012・6014・6015)」引用終わり

 4月7日朝、石巻ボランテイア支援部隊に寄せ書きを手渡すことができました。
 名古屋より、応援をよろしくお願いいたします。後日写真をアップロードします。

「おとつむぎネット」東日本大震災被災地支援プロジェクトⅠ
2011.4.5本日夜行バスで東北関東大震災被災地へ出発します。4月6日石巻で、献花とご冥福を祈り胡弓を奏でます。

 支援演奏のボランテイア基金・寸志などのご協力ありがとうございます。
  ご協力者名  災害につよいまちづくりを進める会 滝川裕康様
           西枇杷島町 喫茶 花野庵      真野  様
           山田圭祐様  名古屋市西区山田学区自治会様
           3.21名古屋能楽堂胡弓新境地コンサートにてCDをお買いいただい皆様

2011.4.10.PM1:00~(予定)大須商店街にて、被災地支援演奏会が愛知県芸術協会の若手グループ「てな」の呼びかけで開催されます。胡弓演奏で、参加いたします。

2011.4.17.東海豪雨被災地区の名古屋市西区山田学区の山田地区会館にて、PM5:30~(予定)より東日本大震災支援チャリテイコンサートin Yamadaが開催されます。

2011.3.27中日新聞より2011.3.17東北関東大震災支援1.jpg

2011,3,26チラシ.jpg2011.3.26pm7:00東日本大震災被災地支援・募金コンサートで胡弓演奏しました

DSCN0590.JPG会場設営される藤掛進午様3011.3.26写真.jpg3.26清須市坂町公民館での東日本大震災被災地支援演奏DSCN0586.JPG被災地写真記事のパネル

場所 清須市新川町旧坂巻公民館 問合せ 藤掛0524006656

 11年前の東海豪雨被災地からの東北関東大震災支援の集いです。

胡弓新境地コーナーを作りました。胡弓新境地

DSCN0573.JPG2011.3.21.名古屋能楽堂(撮影こやまきよし)2011.3.21.名古屋能楽堂を埋め尽くした満席のお客様に囲まれ、感動的な胡弓新境地コンサートを無事終えることができました。東北関東大震災の義援金のご協力ありがとうございました。(胡弓新境地)

DSCN0581.JPGロビーでは、東北関東大震災への義援金の募金が行われ多くのご協力をいただきました。東北関東大震災被災地への義援金のご協力ありがとうござました。



DSCN0488.JPG胡弓の立奏で、募金を呼びかける2011.3.17.名古屋栄三越南で、東北関東大震災ボランテイア活動募金に胡弓で参加DSCN0491.JPG北風の中、胡弓を演奏しながら、募金の呼びかけをしました。

3月21日「胡弓新境地コンサート」および3月19日の朗読劇「おこんじょうるり」のリハーサルに連日取り組む中、東北関東大震災被災地にボランテイアを派遣しているレスキューストックヤードの呼びかけに胡弓で参加しました。募金にご協力いただいた皆様に心よりお礼申し上げます。




  • 3月13日、14日「福島原発の放射能から人々が守られるように」というギター・民族楽器奏者丸山祐一郎の呼びかけに応えて、祈りの演奏を捧げささげました。

0.jpg丸山祐一郎さんとこやまはるこさん

2011.3.14PM8:00、先日の長野震源地に住んでおられる知人の音楽家丸山祐一郎氏から、緊急の呼びかけが電話で届きました。
 現在、福島原発が必死で、持ちこたええいる原子炉。多くの人々の、更なる悲劇を絶対に起こさないために、原子炉の守るために祈りを演奏を!
 届いた、メセージに、昨晩応えようと、胡弓教室終了後、すぐPM8時20分頃まで、「祈り」の演奏を行い、福島原発の原子炉の火が沈静し、原子炉が守られるように、人々が守られるように、と祈りの演奏を続けました。
 本日も、ぜひ、皆様のご協力をお願いいたします。

2011.3.15.東海豪雨被災地から、支援の集い・演奏を

3.12東海豪雨写真展示.jpg東海豪雨の写真パネルを見る参加し阿3.12胡弓演奏.jpg東海豪雨被災地を励ました水仙・・・・風に光る花」を参加者と合唱・2011.3.13東海豪雨を胡弓で語り継ぐ会が名古屋市西区生涯学習センターで開催、東海豪雨の様子や災害被災時の教訓、今回の東日本大震災へのお見舞いと支援の呼びかけをしました。3.12スライド説明.jpgスライドで、当時の様子を伝えました。3.12胡弓演奏2.jpg今回の東日本大震災への追悼・支援の胡弓演奏

2011.3.27日新川坂巻公民館で、東北太平洋沖大震災支援の集い・胡弓演奏開催検討・・・東海豪雨被災地清須市新川町在住の藤掛さまが呼びかけ、企画を進めています。

2011.3.13.東北大震災によって多大の被災を受けられた皆様に、心よりお見舞い申しあげます。

2011.2011.3.7.胡弓の弓の製作クーチョー弓合体加工やすり1.jpgクーチョーの弓の曲がりの部分に追加加工をほどこしているところ

 3.21名古屋能楽堂「胡弓新境地コンサート」の演目「阿古屋琴責め」の演奏に取り組んでいます。いままで地唄用に製作・使用した弓では、「阿古屋・・」の途中の、胡弓の曲弾きの部分の切れ味に、やや不満がのこりました。
 そこで、今回「阿古屋・・」用に、(先日新たにページを追加したように・・追加ページ・・)弓を一から製作しました。その過程で、かなり追い込んで仕上げ、実験を繰り返し、日本の伝統楽器胡弓の弓の可能性を再認識することになりました。

 ①弓の曲がりの部分(弓の首と仮に呼びます)を、フォルテシモでの演奏で持ちこたえうるギリギリまで、細くすること。しなりの8割から9割を、この部分で受けとめることになります。(作業中、電動やすりをかけるために、一つの弓に強く毛を握り圧力をかけたところひびが、入ってしましました。)首の部分の細さは、先端を押して確かめ、実際に弾いて確認します。経験的な要素が多く、実際には、何度か繰り返し、追い込んでいきます。
 このようにして、弓の首をぎりぎりまで追い込んだ弓は、切れ味・息をゆっくりかけるようなやわらかさの両面を持ち合わせることができます。もちろん、2枚の竹を張り合わせ重心をしっかりと調整することが前提です。クーチョー弓、合体1.jpg二枚の竹を合体

チャルダッシュ演奏

首をぎりぎりまで細く追い込んだ弓の実演
②この映像では、伯育男氏製作のおわら胡弓の弓を使用しての演奏ですが、上述した①の方向で仕上げた地唄ようの弓や阿古屋用に製作した弓、昨日調整した弓笛でも、同じような、切れ味が備わりました。また、このような首の細さだけでなく、握りの太い部分から、この首に向かう弓のラインも、首にむかって徐々に細くしていく必要があります。調整がされていない弓では、弓が太すぎて、速引きの時に、弓本体の固有の振動が生まれ、弦に対して、反発する振動が生じ、弓のコントロールが難しくなります。
③弓・毛の長さも関係します。おわらの弓のように、短いほうが、弓のどの場所を使用しても固有の振動によるコントロールの不具合は生じにくいです。地唄用の弓など、長くなるにしたがって、①②のように調整しても、弓のある曲線の付近で、多少の不具合は出ましたが、全体は、充分、切れ味・やわらかさの双方を持ち合わせることができました。
おわら弓との比較1.jpg下の弓は弓笛の先端を、ぎりぎりまで追い込んだもの、上の弓はおわらの弓
 伯育男様をはじめおわらの胡弓の伝統を作られた方々は、弓一つにおいても、見事な
工芸伝統を完成させてこられたのです。
 他方では、高度に仕上げられた弓を手に入れることは困難かもしれません。通常、手に入る弓は、先端が一枚の竹でできており、重心の調整や首の部分の仕上げなどが行われていないことが多いようです。
 調整された弓は、握って持ち上げる力はほとんどいらず、そのまま引力にまかせてすべり落ちるように、弓の毛の部分が弦に触れて美しい音が響きます。握らず演奏1.jpg弓を握らなくても、滑り落ちるように毛が弦に触れてよい音色がうまれます。
それに対し、調整されていない弓では、手首に力を入れ持ち上げるので、手首・腕・肩に余分な力が入り、力を抜いて美しい響きを作るのにかなり困難が生じます。(参考前述した「オリジナル弓の製作ページ」)


澤田孝子様所有弓.jpg澤田孝子氏・横井みつゑ氏使用の弓名古屋胡弓の名手の方々の弓は、拝見することしかできませんでしたが、かなり追い込んであるので、切れ味・美しいトレモロ・柔らかさの表現ができるような作りです。 
 きっと、胡弓の名手の方々の弓は、それぞれ、かなり工夫て追い込んで仕上げてあるのでしょう。


2011.2.24.フランスアニメ映画監督ジェロームさんと音楽コンポーザーのミッチェルさんが、STUDIO NEHITOにレコーデイングに見えました。録音5.jpg左が音楽コンポーザーのミッチェルさん、右がアニメ映画監督のジェロームさん録音2.jpg次回の短編アニメの音楽に使用する胡弓のレコーデイングのため、STUDIO NEHITOにやってきました。

今年の2月上旬、ジェロームさんから、次回の短編アニメーション製作に胡弓で参加して欲しいというメールをいただきました。
ジェロームさんの作品は次のホームページで見ることができます。(ジェローム作品紹介1)(ジェローム作品2)今回、石田音人が参加する作品と同じ雰囲気のアニメーションが見れます。(ジェローム作品3)
胡弓で参加するジェロームさんの次回の作品のテーマは「森の中でおこる不賑やかで思議な、神秘的な春の式典です。このホームぺージでは、スケッチも見ていただけます: (ジェローム作品スケッチ)このプロジェクトでは音楽が大変重要になりますので、フランスから、コンポーザーのMichel Korb氏(コルブ・ミチェル  (ミッチェル氏紹介) )が来日いたします」
ということで、2月24日にジェロームさんとミッチェルさんがお出でになり、STUDIO NEHITOで、胡弓のレコーデイングが行われました。

録音4.jpgミッチェル氏がイメージを身振りで教えてくれます。録音3.jpg録音した胡弓の音を確認、ジェロームさんは、演奏の様子を撮影し、アニメーションの参考にされます。

録音1.jpg森の音楽会のフィナーレの音楽では、ミッチェル氏もいっそう熱が入ります。ジェローム中小田井.jpgレコーデイングが順調に終わり、中小田井駅での記念撮影です。

2011.2.5.パワーアート個展コンサート幻想の夕べ(名古屋緑文化小劇場)兼美アートコラボ弓笛.jpg

リハーサル写真。バックにはアーテスト兼美氏の絵画が映し出され、幻想的な雰囲気の中での演奏でした。

兼美アートコラボ玲琴・水琴窟.jpg2011.2.5左下に写っているのは演奏用の水琴窟です、この音色に合わせて玲琴を奏でています。兼美アートコラボ小胡弓.jpg2011.2.5.小胡弓で、おわら風の盆によせて、古典の千鳥を演奏しました。

2011.1.20.いのこ福代(前劇団うりんこ劇団)さんの朗読と共演(名古屋市立香流中学校にて)かなれ小公演おこんじょうるり.jpgリハーサルではスーホの白い馬用のモンゴル衣装で、義太夫三味線を奏でています。

今回は、「おこんじょうるり」の音楽を義太夫三味線の音色などで、「スーホの白い馬」馬頭琴の音色で共演させていただきました。
毎回、いのこ様の熱演に感動しておりますが、今回「おこんじょうるり」では、おとなから子供まで魅了されるいのこ様の世界をたっぷり見せていただきました。また、義太夫三味線の深い音色が、日本の物語に、見事にかみ合うことを実感しました。

2011.1.10.新成人の皆様、成人おめでとうございます。

名古屋市北区楠学区での成人祝う会での演奏をさせていただきました。成人式YOKOと.jpg胡弓演奏家石田音人とゲストのシンガーソングライターのYOKO

2010.11.23豊橋マリオットアソシアホテルでのセレモニー演奏セレモニー演奏胡弓.jpg


2011.3.2.胡弓のオリジナル弓を製作しました胡弓のオリジナル弓の製作弓完成全体1.jpg

2010.12.10胡弓(小胡弓)とおわら胡弓の弓によるサイマの動画をアップロードしました。

2011.3.21名古屋能楽堂のチラシ完成

ちらし表2校_メール用).jpgundefined

11.30玲琴製作初期(2004年以前)の製作ギャラリーを作りました。胴体の材料となる桐材店もご覧ください。秦桐材店.jpg玲琴製作初期と桐材店

11.17石田音人製作玲琴No7が完成しました。全体2.jpg

石田音人製作玲琴No7ギャラリー

11.17胡弓の立奏のページを作製しました。胡弓の立奏
立奏具と大胡弓.jpg大胡弓の立奏立奏カーブ胡弓.jpg胡弓の立奏

立奏と玲琴.jpg玲琴の立奏立奏とクーチョー.jpgクーチョーの立奏

11.13.ドレミファ先生こと加藤たかまさ邸のホームコンサートの出演です。

2010.11.13加藤隆正.jpg左がドレミファ先生こと加藤たかまさ先生、右がパーカッション・リコーダーの井上馨さん30年以上ドレミファ先生として、多くの子供たちと市民にに慕われてこられた加藤隆正先生邸のホームコンサートで、胡弓演奏をさせていただきました。30年以上の歴史を誇る加藤邸のホームサートです。テレビの全国中継がここから行われたり、映画にもなりました。2010.11.13.音人・.jpg胡弓とジャンべの共演で、オリジナル曲「風宴祭炎」で、盛り上げます。2010.11.13玲琴登場.jpg玲琴の生演奏です
2010.11.13.yoko.jpgシンガーソングライターのYOKOが、新鮮な声とギターを届けてくれました。

2011.11.3ふれあいバーベキューに飛び入り演奏

2010.11.3.2.jpg11月3日晴天に恵まれた文化のに、庄内緑地公園で障害の子供と保護者、ボランテイアの皆様のふれあいバーベキューが開かれました。暖かい秋の日差しとバーベキューの香りに包まれた芝生の上で、飛び入りの胡弓演奏です。2010.11.3.jpg胡弓の立奏です。









2010.10.12天白学童秋祭り胡弓演奏

 天白学童クラブでは、毎年保護者とOB保護者皆様が、学童祭りを開催。バザーや串かつ、焼きそば、みたらしなどの出店と「よいどれ太鼓」の演奏、そして、胡弓の野外ライブをさせていただいています。何より、保護者とOBの力をあわせて取り組んでおられることが、魅力です2010.10.17天白バザー.JPG


来年早春のコンサート決定 ぜひ、お出でください

  2011.3.21PM3:00開演 名古屋能楽堂 石田音人胡弓新境地 料金500円名古屋能楽堂コンサート.bmp2011.3.21.PM:3:00開演名古屋能楽堂チケット・問合せ09029230479音人BSC/0522310088名古屋能楽堂

2011.2.5.緑文化小劇場チラシ.jpg2011.2.5.名古屋緑文化小劇場 幻想の夕べパワーアート個展コンサート
料金2500円 チケット・問合せ09029230479音人BSC/08036229976荒川


9・11東海豪雨10年の集いご参加ありがとうございます。

ドレミホールコンサート
R01_0037.JPGR01_0052.JPG玲琴演奏R01_0055.JPG水仙合唱 クールデメール有志の皆様と

 2010.9/11・12は、東海豪雨10年となります。2000.9/11日から、降り続いた豪雨は、夜半まで止まず、翌12日未明、名古屋市西区あしはら町の新川堤防が決壊、数万の家屋が水没しました。
 決壊現場前のあしはら公園で、早朝6時より「水仙の集い」を開催し、東海豪雨でなくなられた10名の犠牲者へのご冥福をお祈りし、黙祷・胡弓演奏、キャンドルサービル、水仙の移植を行いました。
 同日夕刻5時から、当時最後まで被災者の避難所となったにしび創造センターで、写真展と当時の体験報告・フォトシネマ「あなたが生まれた年の9月11・12日・・(フォト花井友之・構成・音楽石田音人)」上映、石田音人胡弓コンサート、地元の合唱団クールデメール有志も参加しての「水仙~風に光る花」の全員合唱を行いました。
 ご参加いただいた皆様ありがとうございます。

10年にしび.jpg9.11にしび創造センター写真展 フォト 花井知之・山田正敏他


10.9.11水仙の集い.jpg2010.9.11中日新聞夕刊

9.11.名古屋市西区主催「東海豪雨10年 あの日を忘れない」

 名古屋市西区の大型ショッピングセンターmozoワンダーシテイー1Fのイベント広場でも、東海豪雨を伝える企画がおこなわれました。被災地の写真・ビデオをバックに胡弓演奏や被災体験対談、その年に生まれた小学4年生の作文が読み上げられました。
 東海豪雨を忘れないという思いが、参加者の心にしみこんでいくような、企画でした。
画像10年mozo.jpgmozo1Fの舞台 玲琴・大胡弓による演奏をしました2010.9.12中日.jpg2010.9.12中日新聞より

9月5日 岐阜県笠松町「ファミリーコンサート2010」が終了しました。ありがとうございました。2010チラシ.jpg2010.9.5.岐阜県笠松町中央公民館 胡弓・石田音人、ピアノ北川美晃

2010.9.5笠松町胡弓ソロ.jpg胡弓ソロ おわら風の盆~郡上節2010.9.5.胡弓・ピアノ1.jpg四弦大胡弓・ピアノDSCN0013.JPG波音の楽器を体験2010.9.5.玲琴.jpg玲琴

9月3日2010防災フェスタ前夜祭 石田音人胡弓コンサート

DSCN0001-25.JPG大胡弓演奏DSCN0001-29.JPG玲琴演奏

フィナーレは「いのちを見つめて~東海豪雨10周年の誓い」の大合唱でした。DSCN0001-38.JPG
いのちを見つめて.BMP「いのちを見つめて」歌詞

東海豪雨10周年の今年、各地で集いが行われ、胡弓演奏や集いのテーマ曲作曲で参加します。ぜひ、お出でください。
・9月3日PM6:30名古屋栄テレビ塔下広場 
・9月11日 AM6:00名古屋市西区あしはら公園・PM1:30名古屋市西区mozo1F広場・PM5:00清須市にしび創造センター

防災フェスタ20100827062754.BMP9・4防災フェスタ

・東海豪雨10周年の集いご参加ください。9.11チラシ画像20100817211803.bmp

澤田孝子先生.JPG澤田孝子先生名古屋胡弓の伝統を受け継ぐ澤田孝子先生です。澤田先生から、吉沢検校由来の古典胡弓を学んでいます。

   ここに、戦後の一時期、名古屋胡弓の大師範横井みつゑ先生も住んでおられというお話を、澤田先生から伺いました。名古屋胡弓の伝統の染み入った場所で、古典胡弓を教えていただき、感激です。繊細で趣のある奥深い世界を、澤田先生から教えていただいております。

2010.8.14演奏楽器紹介のコーナーに玲琴・大胡弓・弓笛・小胡弓の音色を掲載

2010813完成玲琴Ver6.jpg完成した玲琴2010.8.13玲琴完成、音色をお聞きください。

6台目となる玲琴が完成しました。胴体は、大正から昭和初期に製作された田邊尚雄氏考案のモデルに近い大きさです。映像でもご覧ください。

名古屋市に伝承される七夕伝説「多奈波太と星」Ver1を製作。slide0001_image001.jpg絵本「多奈波太と星」より 編集・音楽・胡弓演奏 石田音人

2010.7.12エンドピンを製作完成したエンドピンに伸縮棒を入れる.jpg黒竹、チェロ用エンドピン装具などを使用
伸縮エンドピンを製作しました。黒竹に、チェロ用伸縮棒留め具を装着、黒竹の反対側に3/8インチねじをはめ込みました。胴体下部には、3/8インチオニメナットを装着してあり、今日完成した伸縮エンドピンをジョイントできます。詳細は、玲琴製作ギャラリーをご覧下さい。

2010.7.11玲琴の胴体の表・裏板を、焼き桐の技法を用いて仕上げました。裏板を焼く.jpg詳細は玲琴ギャラリーに写真を追加してありますので、ご覧下さい。

・2010.7.9玲琴製作ギャラリー追加製作中の玲琴.jpg製作中の玲琴

 1922年頃、田邊尚雄氏が考案された低音胡弓は、当時製作された6台程度が、現存するといわれています。石田音人は、7年ほど前に、一枚の写真から復元を試みました。以後5台を製作。その後、京都・東京で実際の玲琴に触れる機会があり、田辺尚雄氏のご子息の田邊秀雄様にも、お話を伺うことができました。現在6台目を製作しています。桐板の玲琴は、良い響きがします。玲琴伝承の参考にしていただければと、願っています。

・2010.7.4.七夕伝説胡弓ライブは、2ステージとも、満席でした。ご来店いただいた皆様、ありがとうございました。2010.7.4.tanabataroudoku.jpg七夕伝説を朗読・演奏するメンバー 胡弓石田音人、打楽器伊藤卓哉、朗読御原とし子、ギター・歌 Yoko

・七夕胡弓伝説が中日新聞に掲載されました。東海豪雨10周年ライブとして紹介2010.7.4.tanabatalive.jpg2010.7.5.中日新聞

・石田音人動画追加

   提供 Studio36 製作 Shinji Iida
挿入曲「つがるしゃみだんしょう」「堤」他 胡弓・津軽三味線 演奏 石田音人

・新ページ追加 2010.6.19
 ・被災地支援胡弓演奏
 ・東海豪雨10周年 胡弓演奏を通じて東海豪雨を伝える
 ・胡弓から広がる世界

・2010.7.4.七夕伝説胡弓ライブご案内 (問合せ・申し込み)
名古屋市西区と北区には、七夕の伝説が伝承されています。「小田井の若者が、庄内川をはさんで(北区)田幡の里の機織娘に恋をした・・。」と始まる恋物語。・・川の流れに命を落とした二人が、彦星・織姫になったという民話です。来る7月4日に、この伝説を、胡弓、朗読、打楽器でお届けします。

2010.7.4.posuta.jpg2010.7.4.七夕伝説胡弓ライブ

・2010.6.12.名古屋肢体不自由者父母の会総会 胡弓演奏2010.6.12.fubokai.1.jpg2010.6.12.名古屋市肢体不自由者父母の会総会にて胡弓演奏

6月12日に名古屋市西区のサンホープ名古屋で行われた名古屋市肢体不自由者父母の会紹介で胡弓・津軽三味線を演奏させていただきました。

2010.6.12.fubokai.yumibue.jpg弓笛でさいまを演奏「さいま」を胡弓と弓笛で演奏、会場も盛り上がりました。

・2010.6.7.春日井市音楽教育研究会講師で、多彩な胡弓など実演

2010.6.7.kouenn.jpg音楽教育課程でも紹介される胡弓・三味線など多彩な楽器を実演2010.6.7.ハーモニー春日井で行われた春日井市音楽教育研究会で、「胡弓・三味線から広がる世界」と題して、実演と講演をおこないました。
2010.6.7.hinakokyuu..jpg復元した篤姫の雛胡弓
坂本龍馬が20歳のとき、江戸の千葉道場で修業をしていた11月に、20歳の篤姫が、将軍の正室になりました。そのときの雛人形・雛道具の中に小さなひな道具の胡弓も入っていました。
2010.6.7.shoukokyuuensou.jpg胡弓でおわら節を演奏

2010.6.7.kuchoensou.jpg沖縄胡弓クーチョー演奏
2010.6.7.ryuutouarufu..jpg中国雲南省麗江の龍頭二胡
2010.6.7.batoukinn.jpgモンゴルの馬頭琴
2010.6.7.udonhakokokyuu.jpgうどんの木箱で作った胡弓を、古代の伝説奏法である棒で演奏
古代、胡弓の弓として棒を使用していたことを、実際に竹の棒を使って実演、会場は驚きに包まれました。
2010.6.7.kenngaku2.jpg講演後、多彩な楽器の写真を撮っている皆様

・2010.5.29.べにしだの家 胡弓演奏家 石田音人ライブ リコーダー・パーカッション 井上馨

2010.5.29.daikokyu.jpg「らいぶ遊 みんぐるまんぐる」 石田音人胡弓ライブ
2010.5.29.raibu.snap.jpgムードあるべにしだの家のライブ会場でのスナップ写真
2010.5.29.reikin..jpg玲琴演奏
2010.5.29.yumibue.1.jpg弓笛演奏

・2010.5.14-15 おじんの童話会「猟師千造戦い絵巻」に津軽三味線で出演

2010.5.19.ojinn.riha.jpg猟師千造戦い絵巻リハーサル左上で津軽三味線を奏でる石田音人2010.5.14-15名古屋北文化小劇場で上演されたおじんこと鬼頭隆主宰の「猟師千造戦い絵巻」のリハーサルの様子。

・2010.4.4 ニュヨークカフェメトロ石田音人胡弓ライブ~精進料理「皆隋寺」2周年記念
メトロ入り口.jpg4月4日PM6時より、名古屋市北区平安通りのニューヨークカフェメトロで、石田音人胡弓ライブを開催しました。このライブは、精進料理「皆隋寺」2周年を記念して開催されました。20100405METORO1.jpg地下鉄平安通り駅4番出口すぐの、おいしいコーヒーや軽食で人気のカフェです。落ち着いた店内に胡弓のが響き渡り、心地よいムードです。、20100405metoroHinakokyuu.jpg雛胡弓も登場。江戸時代に徳川家のお姫様の雛道具の一つで、篤姫も所有していた、という話をして篤姫のテーマ曲を奏でました。

・2010.3.15 焼津市まぐろ茶屋3周年記念
石田音人胡弓演奏

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まぐろ茶屋.jpg和風の照明と生け花が美しい舞台で演奏させていただきましたまぐろ茶屋刺身.jpg太平洋で捕れた天然まぐろは絶品です。

・2010.1.6.大垣女子短期大学 講演・胡弓演奏・・朗読とともに

DSCN0004.JPGいのこ福代さんの朗読「注文のおおい料理店」と胡弓の演奏
DSCN0027.JPG大胡弓、雛胡弓、玲琴、馬頭琴を演奏

DSCN0035.JPG演奏後、胡弓を手にする学生たち・復元した篤姫の雛胡弓が人気でした

・2009.8.7.星神社音楽祭

名古屋市西区に七夕伝説が伝わる星神社があります。2000年より、7月7日に胡弓でこの伝説を伝えてきました。2006年より、七夕大祭のコンサートとして地元の皆様が企画されることとなりました。星太鼓クラブの子供たちの力強い太鼓演奏とともに、胡弓と太鼓(伊藤卓也)、語り(御原とし子2009年度司会)で、この伝説を表現しています。本年度は、プロデビューする地元若者のロックグループ「ピーシューター」とシンセピアノで渡辺彩音さんがデビューし、新鮮な音色を届けてくれました。
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・2009.8.13.AM11:30宗次ホール石田音人胡弓コンサートにおいでいただいた皆様、ありがとうございました。

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名古屋栄にできた話題の新しいクラッシクホール「宗次ホール」で、胡弓コンサートは、多くの皆様においでいただき、ありがとうございました。大胡弓でオリジナル曲「堤」や「G線上のアリア」など、小胡弓で「おわら風の盆によせて」「郡上節」、沖縄胡弓クーチョーで「さとうきび畑」、大正幻の低音胡弓「玲琴」で「椰子の実」「チャルダッシュ」などを奏でました。これらの生音が一同にクラッシクホールに響くのは、初演になるのではないでしょうか。

・2009.7.29平和の願いをこめて
 被爆64周年
原爆犠牲者を偲ぶつどい(名古屋市公会堂4Fホール)胡弓コンサート

09.7.29原爆犠牲者を偲ぶ会.jpg午前のリハーサルを終えて被爆64周年の原爆犠牲者を偲ぶつどいで、胡弓を演奏させていただきました。愛知県では、昨年度94名の原爆被爆者の方が帰らぬ人となりました。平和への願いと祈りをこめ、胡弓・玲琴を演奏しました。

・2009.7.25~26新潟中越沖地震2周年 被災地交流ハートフル胡弓コンサートin刈羽

2009.7.25.26刈羽コンサート.jpg 7月25~26日に、新潟中越沖地震被災地刈羽村で実施したハートフル胡弓コンサートは、NPO法人レスキューストックヤードの「あいち・かりわ元気交換プロジェクト」(7月24日~26日)の企画の中で、実現しました。
 上の写真は、刈羽村赤田地区会館でのコンサート(7月.25日)の様子です。この地区は、中越沖地震やそれ以前の豪雨による土砂崩れなど、相次ぐ自然災害で大きな被害を受け、現在も、田畑・道・山・民家の復旧に取り組んでいました。住民の力で、ようやく、家々が修復されたところです(写真中央民家)。赤田地区会館には30人ほどの、皆さんが集まられ、熱い思いが伝わってくるようなコンサートになりました。
下の写真は、刈羽村福祉センターでのコンサート(7月26日)の様子です。40名ほどの方が集まられ、アンコールで、「故郷」を、全員で合唱し、感動的なコンサートとなりました。

・東海豪雨で住民を励ました水仙の球根を刈羽村のみなさんにプレゼント(7月25・26日)

球根をプレゼント.jpg球根と玲琴.jpgDSCN0001-1.JPG

2009月の東海豪雨で決壊した 新川堤防の付近の泥の中から、住民が拾い出し、植えた水仙が、翌年美しい白い花を咲かせ、被災者を励ましてくれました。この球根を、刈羽村のみなさんにプレゼントしました。

・東海豪雨と水仙

水仙写真集.jpg 2000年9月11日・12日に東海地方を襲った集中豪雨で、名古屋市西区あし原町の新川堤防が決壊しました。左上の写真は、当時の決壊現場前の工場とあしはら公園の柵です。
 地区一帯は、泥で覆われ、大きな被害を被りました。私の家も、現場から約1.5キロで、0.8メートルあまりの濁流に覆われてしまいました。
 住民が、その泥の中から水仙の球根を拾い出し、決壊堤防やその前のあしはら公園に植えました。翌年の早春に、白く輝く花を咲かせ、復興の取り組む住民を、励ましてくれました(写真右・下)

2008.7.11.NHKさらさらサラダ.jpg2008.7.10NHKさらさらサラダ きらきら東海 胡弓演奏家 石田音人
・2008.7.10.AM11:30 NHKTV さらさらサラダ「きらきら東海」 出演 胡弓演奏家 石田音人 NHK名古屋放送局1F 公開生放送司会の鈴木聡彦さんと大胡弓・弓笛を持つ石田音人の写真です。二人の間に、玲琴、雛胡弓が移っています。石田音人の胡弓生演奏「祈り」で始まり、玲琴、雛胡弓、弓笛の製作についてのトークと玲琴、雛胡弓、弓笛の音色を披露し、最後は、大胡弓と弓笛による「こきりこ節」の演奏で、締めくくりました。
DSCN0653蓮教寺コンサート.jpg6.21蓮教寺 石田音人 胡弓 コンサート
・2008.6.21蓮教寺 石田音人 胡弓コンサート(写真上) 
胡弓・大胡弓・玲琴・クーチョー(沖縄胡弓)・雛胡弓・弓笛 石田音人 打楽器 伊藤卓哉 琴 竹田和子

080618大和音人5つの胡弓.jpg6.18大和町生涯学習センターにて、5つの胡弓と弓笛・2008.6・18郡上市大和町寿講座「日本の伝統楽器に親しむ」5つの胡弓・弓笛演奏・講演(写真右)

・2008.6.16.名古屋市緑区有松の竹田邸水琴窟初音式で、胡弓と水琴窟の共演(6.17読売新聞掲載)

・2008.6.15.名古屋市緑区天白学童春祭り、胡弓・太鼓共演

・2008.6.1 サンテラス一宮 石田音人胡弓コンサート 胡弓・三味線・玲琴・弓笛演奏

・2008.5.29 中日新聞掲載「5種類の胡弓で時代超えた音色」(掲載記事コピー)

・2008.5.25 PM9:00~東海ラジオ 尾張漫才の番組BGMで、「雪月の宴(アルバム「碧い風になって」収録曲、石田音人作曲・胡弓・玲琴演奏」)使用

・2008.5.16 CATV STAR CATS 「週刊スターキャット情報局」番組収録
 石田音人インタビューや番組テーマソング「風の花」を玲琴で演奏
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・2008.5/17・18PM6:00. 5/19~23AM11:00.PM6:00 STAR CATS 石田音人インタビュー・「風の花」玲琴演奏放映

石田音人(いしだねひと)プロフィール (旧ver.1)

胡弓、大胡弓、玲琴、沖縄胡弓など多彩な胡弓を奏でる演奏家・作曲家

nehito.standing.JPG 1997年 愛知フィルハーモニー管弦楽楽団との共演(愛知県芸術劇場コンサートホール)
 2001年 中国雲南省麗江・大理 胡弓演奏・音楽交流
 2002年 モンゴル ウンドウルシュレッド・カラコルムにて、胡弓演奏・音楽交流
 2006年 モンゴル ウンドウルシュレッド・カラコルム・アウラガ遺跡で、胡弓・玲琴演奏、玲琴初のモンゴル演奏、ホーミー・馬頭琴との玲琴との初共演
 4枚の胡弓のオリジナルCDアルバム制作
(1997年「星の道」、2000年「堤/胡弓弾きの序章」、2001年「祈り」、2007年「碧い風になって」)

 2005年 第20回パチンコ大衆文化賞受賞

 江戸時代より伝わる日本の伝統楽器胡弓を、ソロ楽器として奏で、ライブ・コンサートなど活躍中
  2004年 大正時代の幻の低音胡弓玲琴復元
 2005年 愛・地球博での胡弓・玲琴と八つの水琴窟群との共演
 2006年 名古屋城三之丸庭園の水琴窟と胡弓との共演
 2007年 日本初の玲琴ソロアルバム「碧い風になって」リリース
 2008年 シルクロード伝説の弓笛を胡弓の弓笛として完成
 2004年 江戸時代の雛胡弓を演奏用に復元
   詳細なプロフィールはこちらをご覧下さい

Nehito Hot Schedulenanohana.nehito.jpg


・2008.4.19~ CATV STAR CATS の「週刊スターキャット情報局」のオープニングテーマソングに、石田音人作曲・玲琴演奏「風の花」(4thCDアルバム「碧い風になって」収録曲)が、流れています。

・5.4.AM8:00~東海ラジオ「水谷元気堂」に生出演,玲琴演奏

・5.7.AM8:15~東海ラジオ「小島一宏モーニングあいランド」

・.5.16 CATV STAR CATS「週刊スターキャット情報局」番組収録

・6.1AM11:00,PM2:00サンテラス一宮 石田音人胡弓・三味線ライブ

・6.15.AM11:30予定名古屋天白学童祭り 石田音人野外胡弓ライブ

・6.16名古屋市緑区有松の名古屋指定文化財である有松絞り製造卸業元の竹田邸水琴窟完成初音式にて胡弓・水琴窟演奏

・6.18 AM10:000 岐阜県郡上大和町生涯学習センター 石田音人胡弓演奏・講演

・6.21 PM2:00 名古屋市名東区高針台 蓮教寺石田音人胡弓コンサート

・7.10 AM11:30 NHK TV さらさらサラダ出演 胡弓演奏家 石田音人
4つの胡弓(胡弓・大胡弓・玲琴・雛胡弓)・弓笛TV初披露 NHK名古屋放送局1F 公開生放送

・7.20 PM4:00~4:30 犬山磯辺邸 きもの着付師 小平次 公開振袖着付け 伴奏 胡弓 石田音人

・8.7.PM6:00~8:30 名古屋市西区上小田井 星神社 七夕祭
   胡弓・朗読・打楽器による七夕伝説祭
DSCN0185星神社コンサート.jpg   2007.8.7胡弓・朗読・打楽器による七夕伝説祭
・8.17 岐阜アピタ 石田音人胡弓 コンサート

・9.10 新川高校 石田音人胡弓演奏

・9.14 名古屋市西区中小田井 おてやあ祭り
 PM2:00~3:00 石田音人 胡弓 野外コンサート
  ピアノ 北川美晃 打楽器 伊藤卓哉

・9.27 香川県観音寺 人権教育講演会
   命の輝きを、胡弓の音色にのせて・・石田音人 胡弓演奏・講演会

・10.1 名古屋市西文化劇場
    胡弓・玲琴の新風を吹かせて
         石田音人 胡弓・玲琴コンサート
   胡弓・大胡弓・玲琴・クーチョー・雛胡弓・弓笛・・・石田音人
  打楽器 伊藤卓哉 琴 竹田和子
・10.18.瀬戸市瀬戸蔵 PM1:00
一部講演  二部 石田音人 胡弓演奏会
       主催 瀬戸仏教会
・10.31.沼津市 沼津ホテルキャッスル
    胡弓演奏家 石田音人&風音 コンサート
     主催 沼津ホテルキャッスル 
・11.3 名古屋市中村区 べにしだの家 べにしだ祭 11:45~
            石田音人 ライブ

・11.8 春日井文化フォーラム 「わわわの会」石田音人 胡弓ソロコンサートPM1:30開演 
・11.9 名古屋市北区 医療生協北病院あじま診療所 健康祭り
  胡弓演奏家 石田音人 ライブ 開演 AM11:15
・11.15 岐阜県郡上八幡 郡上城 紅葉まつり AM11:00,PM1:00, 3:00
・11.16 名古屋市立山田小学校創立100周年記念 祝賀会 
        石田音人 胡弓演奏(名古屋キャッスルホテル)
・11・22 浜松市 名城大OB会 胡弓演奏家石田音人 演奏
・11・23 名古屋市西区 喫茶チェリー
  PM2:00 PM7:00 石田音人 ライブ
・11・29 高知県大月町 胡弓演奏家 石田音人コンサート
・12・14 名古屋市北区北市役所7F 社会福祉会主催 石田音人コンサート

2009年

・1.18 沼津市きもの展示場大田呉服店
・2.14 名古屋市天白文化小劇場
   胡弓演奏家 石田音人 バレンタイン 胡弓 コンサート
   打楽器 伊藤卓哉 筝 竹田 和子 

・2.22 岡崎市蓮華の家 共同保育園 胡弓演奏家 石田音人
   胡弓・三味線 コンサート

・3.16 名古屋市千種区 メルパルク 
   JA名古屋主催 胡弓演奏家 石田音人 ふれあいコンサート
            胡弓演奏・講演

・5.24 名古屋市中区大須 中小企業会館 ホール
  琵琶演奏家 桑原佳水 演奏家 ゲスト 石田音人 胡弓演奏